■道路交通用語集(ま行・や行) |
道路標識調査ノート>道路交通用語集>ま行・や行 |
道路・交通関係の用語を紹介するページ。 このページでは「ま」から「よ」までの用語を紹介します。 |
■ま | ||
マーキング →「路面標示」 |
【↑】路面標示 【英】Marking |
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マイクロバス 乗車定員10名以上29名以下、車両総重量8t未満のバスのこと。分類としては中型乗用自動車に当てはまる。 |
【↑】バス 【根】道交法 |
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マウンドアップ(歩道) 車道から縁石を挟んで一段高く歩道を設けること。 |
【↑】歩道 | |
曲がり角【まがりかど】 道路が直角やそれに近い角度に曲がっている道路の部分を指す。 |
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巻き込み【まきこみ】 自動車が左折する時に、内輪差によって歩行者や二輪車等と接触すること。 |
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待ち行列【まちぎょうれつ】 一般に人がサービスを受けるまでに作る行列を指すが、渋滞や信号待ちなどで作られる自動車の行列も「待ち行列」であり、「待ち行列理論」が用いられることがある。 |
【英】Queue | |
待時間表示器【まちじかんひょうじき】 歩行者信号に併設された装置。残りの待ち時間を表示することによって、信号無視を防ぐ効果がある。 大阪・梅田にあるものが有名。 <関連>ゆとりシグナル |
【↑】交通信号 | |
マル50 最高速度(50km/h)の標識。高速道路における臨時の速度規制について主に用いられる模様。 |
【↑】規制標識、最高速度 【英】Circle 50 |
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マルチカラー情報板【〜じょうほうばん】 LEDは開発が進んだため様々な色彩を表現できるようになった。 赤・緑・橙の三色のみで形成される従来型のLED情報板と対比して、更に多くの色で表現できるようになった情報板のこと。 |
【↑】道路情報板 【英】Multicolor Variable Message Sign |
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満空情報板【まんくうじょうほうばん】 駐車場の満空状況を示した表示板。 |
【↑】道路情報板 | |
マンホール 道路下に埋設された設備類を維持・修繕する為に設けられる縦穴のこと。 |
【英】Manhole | |
■み | ||
未供用区間【みきょうようくかん】 ある路線のうち、工事が完成しておらず自動車が通行できない区間のこと。 |
【英】Pre-service Section | |
右大回り【みぎおおまわり】 道路左端に寄って、交差点の側端に沿って右折する方法。軽車両はこの方法で右折しなければならない。 |
【↑】右折 | |
右側通行 道路の右側を通行すること。世界的には車両に右側通行の義務を課している国が多数である。日本においても米国から返還されて間もない沖縄県では右側通行が基本だった。 なお、見通しの悪いカーブなどにおいて右側通行を指定することができる。 |
【↑】交通規制、路面標示 | |
右小回り【みぎこまわり】 交差点の中央部の直近を内側を徐行しながら右折すること。軽車両を除く車両はこの方法で右折しなければならない。しかし、原付に関しては二段階右折しなければならない場合がある。 |
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水噴霧設備 トンネル内での火災発生時に放水によって消火する設備のこと。 |
【英】Sprinkler | |
道の駅 全ての道路利用者のために設けられた公設の休憩施設。高速道路のサービス・エリアを一般道に設置したようなもの。 「休憩施設」としての休憩機能のみならず、地域振興を目的とした施設が併設されることが一般的である(また、地域の公共施設に改良工事を加えて道の駅とするケースも多数ある)。 |
【↑】駐車場 【英】Michi-no-eki |
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みちまるくん NEXCO中日本の公式マスコットキャラクター。 |
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ミッシングリンク 道路の未供用により、他の道路やある都市と繋がっていない状態。 |
【↑】道路網 【英】Missing-link |
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見通し距離 →「視距」 |
【英】Sight Distance | |
見通し三角形 交差点やカーブなどにおいて、運転者の視線と視距をもとに作られた三角形。道路上の他の車両の視認性を考えるうえで考慮される。 |
【交差点】 Sight Triangle |
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緑看板【みどりかんばん】 高速道路や有料道路に設置される緑色の案内標識のこと。 主に緑や白の配色によって構成されている(一部、ETC関連に紫が用いられる)。 <関連>ヌキ文字、ノセ文字 |
【標識】 | |
みなし道路【〜どうろ】 →「二項道路」 |
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未舗装道路【みほそうどうろ】 →「ダート」 |
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■む | ||
無駄青時間 一方の道路で青時間で通過する車両が存在せず、もう一方の道路で車両が滞留している状況。 |
【↑】交通信号 【英】Useless Green Interval |
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無電柱化 道路上から電柱を撤去すること。電柱撤去後の電力供給の代替手段は、地中の共同溝に電線を敷くことである。 この撤去事業によって、景観がよくなり、防災効果も期待できる(電柱が倒れると、道路の分断や避難者の感電などが懸念される)。 |
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胸突八丁 坂道において、頂上に至るまでの急勾配を指す。 なお、この言葉は富士山が由来である。 |
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無料開放【むりょうかいほう】 有料だったところを無料にすること。 「夜間」など時間を限定して無料にすることも含まれる。 |
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■め | ||
明順応 暗い所(例えばトンネル)から外部に出た際に、目が次第に慣れていくこと。 |
【英】Light Adaptation | |
明順応植栽 トンネル内と外部で明暗の対比を和らげるために、トンネルの出口付近に設けられる植栽。 |
【↑】植栽 【英】Light Adaptation Planting |
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銘板 橋梁や交通安全施設などで名称や設置業者などの情報を彫り込んだ板のこと。 |
【英】Name Plate | |
滅灯 信号機が点灯していない様子のこと。 |
【↑】交通信号 | |
メロディーロード 一定の速度で走行すれば音楽が流れる道路。速度の抑止効果として設けられる。 道路上に刻み込まれた溝の摩擦音によって、音楽が流れる仕組みとなっている。 |
【英】Melody Road | |
面規制 区域で実施される規制のこと。ゾーン30など。 |
【↑】交通規制 【英】Area Regulation |
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面制御 或る地域の信号機を一つのグループとして、一括で信号の制御をすること。道路が密集した市街地での実施が多い。 |
【↑】交通信号 | |
■も | ||
盲人用信号【もうじんようしんごう】 「音響信号」の古い呼称。特に視覚障害者が信号交差点での横断可否を判断できるように音声等を鳴らせたもの。 現在では「盲人用信号」の表記は用いられなくなっている。 <同意>音響信号 |
【↑】交通信号 | |
モータリゼーション 自動車が社会で普及すること。 日本では戦後から急激なモータリゼーションが進行した。一方でこれによる公共交通機関の縮小が社会問題となっている。 |
【英】Motorization | |
目標地【もくひょうち】 案内標識に記載されている地点のこと。 この目標地は「基準地」「重要地」「主要地」「一般地」の4ランクに分けられる。 |
【↑】案内標識 【英】Destination |
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もしもしピッド 東北地方整備局が整備を進めている休憩施設の一種。 「もしもし」とは携帯電話の使用を指し、「ながら運転」を抑制するために整備されている。 |
【↑】駐車場 | |
木橋【もっきょう】 橋梁を材料で分類した場合、木材を用いて建設されたものを指す。 |
【橋梁】 | |
もらい事故【〜じこ】 被害者側の過失が小さい(または全くない)事故を、被害者側から言った言葉。 |
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盛土【もりど】 構造物の予定高が地盤高よりも高い場合に、土を積み上げること。道路や鉄道などのインフラのみならず、建築物を建てる場合にも用いられる手法。 盛土された区間を盛土部、その盛土を行う工事を盛土工という。 |
【土工】 Banking |
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■や | ||
矢印灯 矢印信号のランプが納められた灯器のこと。車灯に含まれる。 |
【信号】 Arrow |
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矢印板 工事現場などで、車両を適切な方向へ誘導させる目的で設置される板のこと。矢印が描かれている。 |
【交通安全施設】 Arrow Board |
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矢羽根(矢羽) 1:「固定式視線誘導柱」の別称。 2:車道に自転車を通行させる際に、通行する位置を示した標示のこと。青色のものが多い。 |
【交通安全施設】 【標示】 |
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■ゆ | ||
遊戯道路 子供たちの遊び場とするために車両通行止めにした道路のこと。 <関連>歩行者天国 |
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有効青時間 青現示の時間のうち、車両が発進するのに要する「発進損失」を引いた分の時間のこと。 |
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U字溝【ゆーじこう】 鉄筋コンクリートでU字型に作られた溝のこと。一般に延長方向に連結して使用される。鉄筋コンクリートU型とも。 |
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融雪施設 路面上の雪を融解させるための施設。路面に湯を撒く散水消雪と、舗装の下に電熱線を敷く電熱消雪に分けられる。 |
【英】Snow Melting Facility | |
融雪剤 雪を融かす効用がある薬剤のこと。道路上では塩化カルシウム(CaCl2)が用いられる。 なお、この薬剤を扱う場合はゴム手袋やマスクを用いることが推奨される(CaCl2を直接触ると炎症を起こす)。 |
【英】Snow Melting Agent | |
優先オフセット【ゆうせん〜】 上下方向の一方の交通を優先してオフセットを設定する方式。 |
【↑】交通信号 | |
優先車 優先道路を走行する車両などで、交差点において先行して進行できる権利を持った道路のこと。 <関連>劣後車 |
【英】Priority Car | |
優先道路【ゆうせんどうろ】 標示や標識によって、信号機等で交通整理が行われていない交差点の進入時に徐行義務が生じない道路のこと。また、それを指定する目的で設置される指示標識や指示標示のことをいう。 |
【↑】交通規制、指示標識、指示標示 【英】Preetrence Road 【根】道交法 |
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誘導性 照明灯において、その光によって車両の適切な誘導が促される性質。この性質によって視覚的誘導効果と光学的誘導効果の2つの効果が促される |
【↑】道路照明灯 | 「視覚的誘導効果」は照明灯の光によって道路面や交通安全施設が見やすくなる効果のこと。 「光学的誘導効果」は照明灯の光の配列によって、交差点やカーブなどの道路平面の構造が分かりやすくなる効果のこと。 |
遊歩道 散歩のために設けられた歩行者専用道路のこと。 |
【英】Promenade | |
有料道路【ゆうりょうどうろ】 通行の際に料金を払わなければならない道路。 |
【英】Toll Road | |
行き止まり【いきどまり】 道路で前方が遮られていてその先へ行けない状態。 |
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ゆずり車線【〜しゃせん】 登坂部以外で、後続の車両に先行を譲れるように作った車線。 走行車線の左側に設けられ、追越車線とは正反対の役割を果たす。 |
【↑】付加車線 【英】Yield Lane 【=】避譲車線 |
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譲れ線【ゆずれせん】 ラウンドアバウトの流入部に設置されるドット状の法定外標示。正式な標示の「優先本線車道」とは区別される。 |
【↑】法定外標示 【英】Give-way Line |
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譲れ標識【ゆずれひょうしき】 交差点や合流で、自分とは別の交通を優先するよう規制した標識。 日本では「前方優先道路」が該当するが、設置要件が厳しく、日本では馴染みが薄い。 規制標識「徐行」に近いデザインで、アメリカでは「Yield」、中国では「譲」が書かれたデザインとなっている。 |
【↑】規制標識 【英】Yield Sign |
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ゆとりシグナル 各現示の残り時間の目盛を設けた歩行者用信号機のこと。 青現示の残時間を確認することができるため、足が不自由な歩行者もゆとりをもって横断することができる。 <関連>経過時間表示、待時間表示器 |
【↑】歩行者用信号 | |
ユニバーサルデザイン 文化や能力などの違いを問わず誰でも使えるように設計すること。 <関連>バリアフリー |
【英】Universal Design | |
■よ | ||
擁壁【ようへき】 急な角度の壁を設けるときに、土圧を支える目的で設置されるコンクリート製の壁。 |
【↑】土工 【英】Retaining Wall |
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横切り【よこぎり】 車両の前後や道路などを直角に横断すること。 |
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予告案内標識【よこくあんないひょうしき】 交差点から150m以上の手前に設置される案内標識。50mから150mの間に設置される「交差点案内標識」と対を為す。 |
【↑】案内標識 【英】Advance Guide Sign |
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予告信号【よこくしんごう】 前方の信号機がカーブやトンネルなどで見づらい場合、その手前に設けられる信号機。黄・黄や青・黄など特殊な配列のものが多い。 鉄道における中継信号機に相当。 |
【↑】交通信号 【英】Advance Signal |
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横滑り摩擦係数【よこすべりまさつけいすう】 タイヤが進行方向に回転しているときに、タイヤ面に直角に外力が働く。それを妨げる摩擦力とタイヤにかかる荷重の比のこと。 |
【英】Lateral Force Coefficient | |
予備設計【よびせっけい】 概略設計で決定したルートについて、事業を遂行するためにより詳細な設計をすること。 |
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予防保全【よぼうほぜん】 道路上の構造物や諸施設について、劣化が露呈する前から取り掛かる保全。 |
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四段階推定法【よだんかいすいていほう】 交通需要予測の方法の1つ。以下の4段階で交通量の発生を予測し、結果として地域の詳細な交通需要の推測すること。 ある地点を起点・終点とする交通量 (発生集中交通量) ↓ 地点間ごとの交通量 (分布交通量) ↓ 交通手段別の交通量 (分担交通量) ↓ 同一交通手段の各経路ごとの交通量 (配分交通量) |
【英】4-step Method | |
四方向一時停止 四肢交差点において、すべての方向に一時停止規制が実施されていること。 優先順位が分かりづらくなるため、『交通規制基準』では新設をしないよう通達を出している。 |
【↑】交通規制 【英】4-way Stop |
道路標識調査ノート>道路交通用語集>ま行・や行 |