■【NEXCO西日本】道路標識(関西支社)Part1

道路標識調査ノート設置者別道路標識写真集>NEXCO西日本関西支社設置Part1
 
 

・対象:NEXCO西日本関西支社が管理を行う道路標識
※西端:中国道佐用IC、山陽道備前IC 東端:舞鶴若狭道小浜IC、名神八日市IC、新名神甲賀土山IC

※各画像をクリックすると大きな画像が現れます。
001-001
中国道・兵庫県宝塚市
【西進】岡山・神戸JCT方面
撮影:2013年3月
掲載:2015年7月
 2010年に、高速道路の標識類で使われる書体が変更されました。ヒラギノへの変更です。
 この変更により、NEXCO西日本の関西地区では積極的な標識の交換が行われました。結果、主要路線では頻繁に新タイプの標識に置き換えられました。
001-002
京奈和道・京都府精華町
【北進】京都・城陽方面
撮影:2015年6月
掲載:2015年7月
 高速道路会社は、「自動車専用道路」の標識だけでは進入禁止された対象への告示が不十分であると考えているようです。そこで、地域によって形式こそ異なりますが、このような標識が多くのインターチェンジで設置されています。
 一部、シールで訂正されている部分があります。これは二輪車の二人乗りに関する事項で、平成17年(2005年)の道交法改正で禁止事項が削除となりました。
 この表示板の様式は2003年(京滋バイパス全線開通)まで用いられましたが、それ以降の新設は見かけません(第二京阪全通時には別の様式が用いられている)。
001-003
国道176号・兵庫県宝塚市
【東進】大阪・池田方面
撮影:2015年7月
掲載:2015年7月
 標識板の設置は2014年6月。もちろん、ヒラギノを中心とした新書体の標識です。
 この標識には検査用の通路が設けられていますが、元々は内照式の案内標識でした。ランプの交換や点検を安全に行えるようにこのような足場が設けられたのでした。
 現在では反射材の性能が上がっているため、内照式の標識が新設されなくなりました。外照式のものも同様です。反射材の改良以外にも、メンテナンスの手間を省く目的も一因です。
001-004
県道345号志賀インター線・滋賀県大津市
【西進】志賀インター方面
撮影:2015年6月
掲載:2015年7月
 この標識は霧が発生した際に視覚性が悪くなることを注意喚起する目的で設置された警戒標識です。見慣れないデザインですが、これは旧・日本道路公団オリジナルの標識です。
 写真の標識があるこの路線はもともと湖西道路の一部でした。つまり、日本道路公団が管理する道路だったのです。標識も湖西道路の開通時に設けられたもので、設置者はJHです。
 2003年に湖西道路の北側に接続する志賀バイパスが開通しました。これにより、バイパスと現道を結ぶこの道路は国土交通省へ移管されました。
 2015年になって、志賀バイパスに並行していた現道が滋賀県に移管。それに伴って、この道路も滋賀県に移管されました。現在は滋賀県がこの標識を管理しています。
001-005
名神・滋賀県東近江市
【上り線】米原JCT方面
撮影:2013年9月
掲載:2015年7月
 名神八日市IC自体はNEXCO中日本の管轄で、インターチェンジの分岐の京都側直前までがNEXCO西日本の管理です。よって、この標識はNEXCO西日本が管理しているものです。
 2008年2月の新名神開通にあたり、NEXCO西日本の管内の区間では文字を大きくしたタイプの標識が設置されました。視認性向上が目的です。その後、2010年のヒラギノへの書体変更が行われるまでこのタイプの標識が新設されました。
001-006
名神・大阪府吹田市
【東進】京都・大山崎JCT方面
撮影:2013年7月
掲載:2015年7月
 名神や東名、その他大都市圏の路線で設置されている所要時間情報板です。右側の可変式表示板で所要時間を示し、平常時は緑色、混雑時は橙色、事故・渋滞時は赤色で表示されます。
 案内標識は次のICとその先のICを案内すると決まっていますが、こちらはあまり厳格に案内先が決まっているわけではありません。設置当時に主要と判断されたICやJCTが対象となっているようです。

 
 
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