■岡山県公安委員会設置道路標識Part1

道路標識調査ノート設置者別道路標識写真集>【33岡山県】岡山県公安委員会設置Part1
 
 

・対象:岡山県公安委員会が設置、岡山県警が管理・取締を行う道路標識

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001-001
津山市・市道
【東行】
撮影:2014年1月
掲載:2015年1月31日
 市道から片側2車線の道路に出る交差点です。
 標識柱の番号を示したステッカーを柱に貼る県は多いのですが、岡山県もその例に洩れず。はっきりと「標識管理番号票」と書かれています。
 肝心の標識板の方ですが、「一時停止」や「横断歩道」に関連した標識は、裏面に補強金具を溶接する位置が都道府県や、同じ県でも年代によって異なってきます。現在の岡山の場合は、かなり間隔を空けて2つの補強金具を付けるようです。
001-002
美作市・国道179号
【西行】米子・津山方面
撮影:2014年1月
掲載:2015年1月31日
 複数の標識板を用いていても曲柱を用いることが多い岡山県。標識板が車両に接触しないようできるなどの利点もあります。その一方で、柱が曲がる部分は劣化しやすく、十分なメンテナンスが必要となる欠点もあります。それでもかなり多くの曲柱を見かけます。
 また、岡山県公安委員会が設置する「駐車禁止」には「2輪を除く」の補助標識が付加されます。
001-003
備前市・国道2号
【東行】神戸・姫路・相生方面:
撮影:2011年3月
掲載:2015年1月31日
「進行方向別通行帯」の標識。多くの県では標識柱から吊り下げて設置する方法を採用しますが、岡山県ではテーパーポールに直接設置する方法を採用しています。
001-004
津山市・国道179号
【東行】姫路・美作方面:
撮影:2014年1月
掲載:2015年1月31日
上と同じく、オーバーハング式の道路標識。オーバーハング式用の標識板には縦に二本の高リブが溶接されています。「区間内」の補助標識は平成4年から不要となりましたが、ここでは撤去されず残っています。
001-005
岡山市中区・市道
【南行】東山電停交点南側
撮影:2011年3月
掲載:2015年1月31日
 「自転車・歩行者専用道路」の標識にしては珍しい「路線バスを除く」の表示。小中学校がある地区で、児童の通行が多い道路ですが、路線バスの経路であるので、このような規制が実施されています。
001-006
岡山市北区・市道
【東進】
撮影:2011年3月
掲載:2015年1月31日
 岡山駅北口の駅近くに設置。この周辺では景観を意識して、全ての道路標識に茶色塗装が施されています。
 これも、002と同じく曲柱の標識です。「駐車禁止」が取り付けられているポールは柱が長すぎて余っているようですが、元々補助標識を取り付ける予定だったのでしょうか・・・。
001-007
新見市・市道
【北進】
撮影:2019年8月
掲載:2019年11月17日
新見市中心部の一帯でゾーン30が実施されています。
岡山県の背面板付きの区域規制の標識は補助標識の部分が他の県よりも大きいです。
001-008
総社市・
【西進】
撮影:2019年6月
掲載:2019年11月17日
岡山県公安委員会設置の自転車レーン関連の標識は補助標識と一体型になっているものが多く、総社駅東口に設置されているものも同様です。写真は駅東口から市街地へのメイン通りで設定されています。
001-009
岡山市北区・国道53号
【北進】
撮影:2019年7月
掲載:2019年11月17日
 「左折可」。4方向全てが常時左折可の交差点で、そのうちこの標示板のみが白い柱です。
 常時左折可ですが、交通整理されていない自転車横断帯・横断歩道があるため、左折時は注意しながら進行しなければなりません(そのために、写真一枚目で見てお分かりのように規制予告が設置されている)。
001-010
岡山市北区・岡山県道27号岡山吉井線
【南進上り線】美作・赤磐方面
撮影:2019年7月
掲載:2019年11月17日
 左折先の道路は住宅密集地で、生活道路に自動車が流入するのを阻止するための「指定方向外進行禁止」です。流入するおそれが多い写真1枚目の方向(南進)のみに規制が実施され、反対方向(北進)や右折道路から出る方向には同様の標識が設置されていません。
 余談ですが、前方のビルはベネッセ本社。教育関係で有名なベネッセって実は岡山市が本社です。
001-011
岡山市北区・岡山県道27号岡山吉井線
【北進】美作・赤磐方面
撮影:2019年7月
掲載:2019年11月17日
片側2車線以上の道路に信号機が無い横断歩道。平成以降はこの条件の横断歩道には信号機が取り付けられるケースが多いのでは。
交通量が多い道路ですが、児童を横断歩行者として想定していないため(標識の図柄が大人のため)問題無いのでしょう。なお、近くに押ボタン式信号機があるので、児童はそちらに横断するよう指示されているものだと推測されいます。
001-012
岡山市北区
岡山駅東口前
撮影:2019年7月
掲載:2020年1月5日
 岡山駅前広場に設置された「駐停車禁止」と「一方通行」。岡山県公安委員会が設置する標識では黄色の長方形をした注意書きを附置することがあり、写真の場合は規制に対する補足として設置されています。ラベルが貼られているため公安委員会設置の正規品(貼ってないのもあるが)。
001-013
岡山市北区・国道53号
【東進上り線】姫路・玉野方面
撮影:2019年7月
掲載:2020年1月5日
 岡山の「進行方向別通行区分」は他の都道府県と違い独特なデザインをしています。
 なお、通常県内の「駐車禁止」には「2輪を除く」の補助標識が取り付けられますが、この道路は交通量が多いため全車両を対象として補助標識が取り付けられていません。
001-014
岡山市南区・市道
【南進】
撮影:2019年12月
掲載:2020年1月5日
 国道2号と国道30号が交差する青江交差点の南西部にある商業地ですが、国道2号側道が西進(広島方面向き)の一方通行であるため、その南側にある商業地の中心を通る市道は東進の一方通行です。
 写真の「指定方向外進行禁止」は「小特及び自転車を除く」の補助標識を付属しています。この補助標識は「小特・自転車を除く」で1段にしても良いのですが、警察庁の「交通規制基準」では1段で8文字以上にしないとあるため、その指示を守ったのでしょうか。
001-015
新見市・国道180号
【北進】米子・根雨方面
撮影:2019年8月
掲載:2020年5月26日
 電柱添加によるオーバーハング式で設置。「駐車禁止」には岡山県内でよくみられる「2輪を除く」が付いています。
001-016
岡山市北区・
【西進】倉敷方面
撮影:2019年12月
掲載:2020年5月26日
 片側2車線から片側1車線になりはみ禁規制が開始。案内標識の柱に共架式で設置されています。拡幅工事が進められているので、この標識の運命はいかに。

 
 
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