■京都府設置(南部)Part1
道路標識調査ノート県別道路標識写真集>京都府設置(南部)Part1
山城・乙訓・相楽地域の京都府が設置した道路標識を取り上げます。

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宇治市・京都府道249号宇治小倉停車場線
【北行上り線】宇治橋・宇治市街方面
掲載:2013年2月28日

京都府が警戒標識を設置する場合、「通学路」等といったものを取り付ける場合を除き、大抵「注意」の補助標識が設けられます。そもそも警戒標識は「注意せよ」という意味を含意しているのだから、この補助標識を設置する必要性はありません。
大山崎町・京都府道212号下植野大山崎線
【西行下り線】
掲載:2010年8月31日

京都府の府道標識では一般的なタイプのもの。地名と路線名が書いた補助標識と六角形の本標識で設置時期が違うのは、この府道の路線番号の変更に関わっているのか。
名神の側道に沿った部分に設置されています。
掲載:2010年8月31日
宇治田原町・国道307号線旧道
裏白峠の旧道に設置された凍結注意のオリジナルタイプです。
旧道なので交通量も殆ど無く、ひっそりとした状態です。
手前には府県境があり、京都府側のみに標識が設置されていました。
現在、「田辺土木事務所」が改称されて、「山城北土木事務所」となりました。しかし、この旧道も殆ど手が付けられておらず、この標識も訂正されていません。
和束町・京都府道5号木津信楽線
【南行上り線】木津川・加茂・和束方面:京都府和束町/滋賀県甲賀市境
掲載:2012年1月10日

京都府デフォルトタイプの「都府県」「市町村」の標識です。京都府の市町村標識は、北部では絵柄が入ったタイプも見られますが、基本的にはこういったタイプです(10みたいな市町村名のみのものは逆に珍しいです)。
掲載:2010年8月31日
宇治市・京都府道36号大津宇治線
r7とr36の交差点に設置されています。六地蔵駅を示す「著名地点」と融合したタイプの案内標識です。
同じ府道でも管轄が異なってくる京都市の市域とはかなり接近した場所ですが、府が設置しています。
表示数が少ないからなのか、かなり隙間が空いているような・・・。
↑下り線(宇治方面)◆上り線(大津方面)↓
宇治市・京都府道36号大津宇治線
【上下線】
掲載:2010年8月31日 訂正:

京都府では早期から設置されていたヘキサゴン。新旧で路線名と地名が書かれた補助板は仕様が違いまして、古い方には枠線が書き込まれていました。
何故か古い方は「府道」の「府」の部分が元々は「県」だった痕跡があり、これは理解しがたいものです。
長岡京市・京都府道79号西京高槻線
【南行下り線】高槻・島本・大山崎方面:神足小学校前
掲載:2011年8月29日

京都府で新設が進む主要地点の一つ。電柱から曲柱を用いて取り付けるタイプです。このタイプは京都府全土に普及していっており、京都府が設置する道路では信号の有無に関わらず至る所で見られるようになりました。しかし、ローマ字表記が読みをそのまま変換したものになっているのが非常に残念なことです。
長岡京市/向日市境・京都府道79号西京高槻線(支線)
【西行上り線】沓掛・中山・大原野方面:
掲載:2011年8月29日

この道路が開通した頃からあると思われる第一世代の「市町村」の標識です。ローマ字が全て大文字で、市が「C.」とあるのが白看板世代のものの特徴です。長岡京市と向日市の市境はこの府道にはもう一つありますが、そちらは標識自体が無しという状況。
長岡京市/向日市境・京都府道79号西京高槻線(支線)
【東行下り線】横大路(R1)・菱川上植野(R171)方面:
掲載:2011年8月29日

昭和56年設置の信号機ありの標識です。設置業者側のミスか、本来の信号配列とは逆になっています。鉄板製だから若干錆が出ています。裏面も黄色塗装で、補強金具が平たいものになっているものは古いものに多い特徴。
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長岡京市/向日市境・京都府道79号西京高槻線(支線)
【東行下り線】横大路(R1)・菱川上植野(R171)方面:一文橋交点手前
掲載:2011年8月29日

こちらは反対側と違って現行タイプですが、京都府に多い市章入りのタイプではありません。
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長岡京市・京都府道67号西京高槻線
【東行上り線】中山・千代原口・向日方面
掲載:2012年1月10日

京都府では府道同士の重複区間であれば、ヘキサを重ねて設置します。
しかも、補助標識は両方ともに地名が表記。親切と言えば親切ですが、別に要りません。
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長岡京市・京都府道67号西京高槻線
【上下線】中山・千代原口・向日方面
掲載:2012年1月10日

京都府が最近設置する青看板は、国土交通省近畿地方整備局やNEXCO各社がするように、角を丸く切り取る傾向にあります。これもその一つです。なお、上り線向日方面への標識は一文橋交点の予告案内標識で、本来は予告があればその直前にも同様の青看板を設置するものですが、これに関しては存在しません。ある意味ずるい標識です。
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長岡京市・京都府道10号大枝大山崎線
【西行下り線】大山崎方面
掲載:2013年9月29日

京都府では昔から「注意」の補助標識を用いるのが慣習だったのでしょうか。
阪急電鉄京都線のガードを潜るところに設置された「高さ制限」で、年季品なので退色が激しいです。
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八幡市・京都府道736号交野久御山線
【南行上り線】交野・津田・長尾方面:松井山川交点北西側
掲載:2012年1月10日

一見かなり古そうに見えますが、書体を除けば殆ど現行型とは変わらない「(105)方面、方向及び距離」の標識です。
「京田辺」の訂正跡は「田辺」からのもの。京都府では吊り下げ式設置の場合、通常は逆L字型柱を用いていましたが、これはその時代よりも遥かに古い為かテーパーポールから吊り下げています。
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宇治市・京都府道69号城陽宇治線(旧道:国道24号線)
【南行上り線】奈良・木津川市・城陽方面
掲載:2013年2月28日

国道24号の現道に直結する府道に設置。「木津川市」の表記の訂正跡は「木津」からの訂正です。河川の木津川と混同を防ぐ為に「木津川」ではなく、「木津川市」表記することになっています。
国道307号と接続する「城陽」の表記はここに無し。
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城陽市/宇治市境・京都府道69号城陽宇治線(旧道:国道24号線)
【南行上り線】奈良・木津川市・城陽市街方面
掲載:2013年2月28日

4と同じく京都府では一般的なカントリーサイン。
歩道が狭く、設置上で制約が多い為曲柱が用いられています。
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↑淀方面
→宇治市街方面
宇治市・京都府道15号宇治淀線
【西行下り線】淀・久御山・国道24号方面:広野交点東側
掲載:2013年2月28日

宇治市の南部の交通の要衝となる広野交点。道路の幅員から制約が大きいのか「大久保駅」と「宇治市役所」の「著名地点」は小さく見難いでしょう。
宇治市街方面への「著名地点」の最上段に「源氏物語のまち」とありますが、せっかく市の宣伝にしていても色褪せがかなり進んでいて残念な状態です。元々付いていたと思われる下二つの案内は宇治市内にある主要な観光地でもあり施設でもある二地点を表示。宇治市内ではこの二つは頻繁に案内されます。
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宇治田原町・国道307号線
【北行上り線】甲賀・信楽方面:郷之口下町交点北側
掲載:2013年9月29日

宇治田原町の市街地西側にある郷之口下町交点。国道307号はこの交差点で直角に折れます。R307枚方方面から大津方面に向かう場合はここを直進することが推奨ルートとされており、ここで「大津」の表示が出されています。もう少しR307を進んでr783経由のルートも考えられますが、こちらは少し狭いので案内がされていません。
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宇治田原町・国道307号線
【南行下り線】枚方・京田辺方面:郷之口下町交点北側
掲載:2013年9月29日

京都府が設置する「方面及び距離」は基本的に二段で、L字型柱を用いて設置されます。「京田辺」の訂正痕の下は「田辺」で、これはこの田辺町が市制に伴って改称したために訂正されました。
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↑大山崎方面◆大枝方面↓
長岡京市・京都府道10号大枝大山崎線
【上下線】長岡京IC交点北側
掲載:2013年11月30日

京都縦貫道の側道に新しく設置された標識です。高速道路に入る部分は緑色の矢印にして区別しているのが特徴。高速道路への案内があると、入る直前まで自動車専用道路であることが分かり難いことが多い為、この案内は優れた案内と言えます。歩道橋に設置されているので裏面が見えづらいのですが、茶色塗装が施されています。


道路標識調査ノート県別道路標識写真集>京都府設置(南部)Part1