■滋賀国道事務所管理道路標識Part2(旧)
道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀国道事務所Part2(旧)
滋賀県全域の国土交通省(滋賀国道事務所)が管理する道路標識を取り扱います。
設置時期により、建設省時代に設置したものと、国土交通省時代に設置されたものと分かれていますが、あまり気にしない方針です。

一定量の画像が溜まった場合はPart3と順次作成する予定です。

※サムネイル画像をクリックすると大きな画像が現れます。
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京都方面表面

京都方面裏面

石山方面表面

石山方面裏面
大津市・国道1号線
【西行下り線】京都・山科東野・大津市街方面
掲載:2012年11月10日

瀬田川大橋を渡る新道と、瀬田唐橋を渡る旧道とが分岐する交差点に設置されています。滋賀国道事務所管内に見られる手頃なサイズのT字型柱で、標識板はローマ字がなかった頃のものに全面的に板を被せて使用しています。
国道1号のおにぎりは旧タイプのもので、また大型の標識板です。ですが大きさに合わず「方向」の補助標識が小さいです。
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↑2008年8月◆2012年9月↓
米原市(旧:米原町)・国道8号線(重複:国道21号線)
【北行上り線】敦賀・岐阜・大垣方面:米原警察署前交点北側
掲載:2012年11月10日

国道21号線との分岐に近く、R21経由で行ける「岐阜」の表記がここで出てきます。
ここの標識は以前はテーパーポールから吊り下げて設置していましたが、平成20年頃になって以前の設置方法の標識が県内で一斉に交換されたのに伴い、F字型柱での設置となりました。
ここで問題なのは、この「岐阜」表示が国道21号線に入ってからは関ヶ原町に入るまで全く出なくなることです。一応R8とR21の分岐点となる西円寺交差点ではR21の方向に「岐阜 大垣」と表示がありますが、西円寺交差点以降はずっと「大垣 関ヶ原」表示Only。滋賀国道事務所設置のことですから、「方面及び距離」も「岐阜」表示無しの二段。以前は表示されていたのですが、「関ヶ原」表示に置き換わって以降見かけられなくなりました。
そのような経緯も知らずにただ前と同じ内容で設置したこの標識。この一連の交換ラッシュで交換された標識の多くは内容の訂正もされることなく、不親切な内容をそのままコピーしたものとなっています(酷いものとなると、同じ内容だが視覚性が悪くなっていたり、意味不明な表示に改悪したようなものもある)。
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米原市(旧:近江町)・国道21号線(中山道)
【西行下り線】大津・彦根・米原市街方面
掲載:2012年11月10日

米原ICから西に向かい、北陸道を潜った先に設置。意外と見ない「国道番号」と警戒標識のセットです。
おにぎりは外側に縁がある旧来のタイプです。
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大津市(旧:志賀町)・国道161号線(志賀バイパス)
【北行上り線】福井・敦賀・高島方面:近江舞子ランプ
掲載:2013年2月28日

南から近江舞子ランプを降りると目にする標識です。2012年に志賀バイパス3.4kmが開通する際に設置された、バイパスからランプを降りる際の案内標識の表示方法として、湖岸に降りる方向は現道の沿線地名を表記するようになりました。
ここでは「北小松」「南小松」とありますが、このバイパスを北進すると「北小松」で現道と合流し、JR湖西線の北小松駅の入口は現道合流後にある為、ここでは案内すべきではありません。
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大津市(旧:志賀町)・国道161号線(志賀バイパス)
【南行下り線】近江舞子ランプ
掲載:2013年2月28日

2012年の志賀バイパスの開通で設置された標識は何故か一方通行関連の標識が国土交通省設置で、その他の規制が公安委員会設置という訳が分からない状況となりました。この標識は高リブで設置されていて、明らかに国土交通省設置ですが、一部の標識には平リブで国土交通省が設置したと思われるものもありました。
なお、この道路は歩行者が通れませんが、開通後も流出口には「歩行者通行止め」の標識が設置されていません。
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長浜市(旧:虎姫町)・長浜市道(旧:国道8号線)
【南行下り線】彦根・米原・長浜市街方面:
掲載:2013年2月28日

一世代目の「市町村」の標識です。標識柱は正方形で、建設省のシールが貼られています。現在ではまず見ない標識板の取り付け方です。現在では補強金具のリブ材に金具をはめ込んで設置されますが、この標識では
標識板表面の色褪せが激しく、標識全体で錆が酷く進行していますが、長浜市道(以前は虎姫町道)に降格されたこの区間では撤去されずに残っています。
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甲賀市(旧:土山町)・国道1号線
【西行下り線】京都・大津・草津・水口方面:
掲載:2013年2月28日

冬季限定の凍結注意の注意喚起板です。状態は良好ですが、設置時期は古く、左下には「滋賀国道工事々務所」と書かれています。読み方が違うのに、同じ漢字だからということで踊り字を使うのは一般的ではありません。
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高島市・高島市道(旧:国道161号線)
【南行】京都・大津・堅田方面
掲載:2013年2月28日

近江高島駅へ至る国道161号線の旧道から本線に戻るランプウェイが合流地点よりもだいぶ北にいったところにあります。ここで大津方面へ行く本線に復帰します。
この標識は旧建設省設置の吊り下げて標識板を設けたものです。滋賀国道事務所がこれまでに案内標識の更新を進めてきたので、このような標識は見られなくなりました。「大津」の二文字の間に矢印の先端を入れるのはローマ字が無かった時代だからこそ出来るものです。
この道路は狭い為(これでも昔はオレンジラインが敷かれていた)標識板は建設省設置のタイプの中では小型のものですが、滋賀県設置の案内標識とは違い、道路幅が十分にある場合は相応の大きさの案内標識が設置されることもありました。
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↑2007年8月◆2012年11月↓
大津市・国道1号線(東海道)
【東行上り線】名古屋・四日市・彦根・草津方面:粟津町西交点西側
掲載:2013年2月28日

この付近で歩道の改良工事が実施され、その際に交換された「著名地点」の標識です。一枚目の写真に「石山駅」への案内がありませんが、この手前にローマ字有のタイプで案内が出されていました(これに関しても同時に撤去)。
交換後は滋賀国道事務所が設置するタイプでは少数派のそれぞれの地点が分離したものになりました。「石山駅」は直ぐ近くにある為距離が出されず。右方向は「石山寺」「建部大社」「瀬田唐橋」とこの近辺では主な著名地点が出されていますが、この先の粟津町交点を右折した先の県道の案内が不十分で、各地点への案内の連続性がありません。
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↑(上り線)四日市・大津方面◆(下り線)敦賀方面↓
栗東市・国道8号線
【上下線】栗東第二IC北側
掲載:2013年2月28日

大津方面は名神高速と一般道の分岐案内で、敦賀方面は国道8号の単独区間に入ってからの初めての「方面及び距離」の標識です。ここで「敦賀」「近江八幡」と出ていますが、ここで「敦賀」を出すのは場違いな感じがします。まず、栗東から敦賀に一般道で行くならば琵琶湖大橋から堅田・高島経由で行った方が短距離で行けます。同様に木之本町や西浅井町付近で見られる「大津」表示も場違いなもので、こちらは明らかにR161高島・堅田経由で行った方が良いと分かるのに表示されています。
「名神高速」のものを除く二枚の標識板は昭和61年のローマ字を付けるよう標識令の改正が行われた際に新たに板を張り付けてリベットで留められています。
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高島市(旧:新旭町)・国道161号線
【南行下り線】京都・大津・堅田方面:饗庭交点北側
掲載:2013年2月28日

警戒標識は白地で黒文字か赤矢印であることが原則ですが、黄地で黒文字といった珍しい例です。滋賀県内でもこの周辺だけに現存しています。
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長浜市(旧:虎姫町)・国道8号線
【北行上り線】福井・敦賀・木之本方面:酢交点
掲載:2013年2月28日

何か変な標識・・・。「丁字路あり」の警戒標識が補助標識と一緒に取り付けられているのですが、補助標識にあるよう100m先に行っても左方向に分岐する丁字路があるのみです。
標識上部には最近製造されたそとばが取り付けられています。平成21年度に一気にそとばが取り付けられ、ここもその設置箇所です。その際に「丁字路あり」の標識が移設されたのでしょう。
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甲賀市(旧:土山町)・国道1号線
【西行下り線】京都・大津・水口方面
掲載:2013年5月10日

甲賀市が成立した際の合併対応を兼ねて交換された物件です。以前は「甲賀市街」の部分が「水口」でして、文字数の制約上標識板が交換されました。
どうせ交換するなら最上段に「京都」を載せれば良かったのに・・・。
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彦根市/豊郷町境・国道8号線
【南行下り線】大津・近江八幡・東近江方面
掲載:2013年5月10日

豊郷町の「市町村」の標識と、国道8号のおにぎりです。
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高島市(旧:新旭町)・滋賀県道558号高島大津線(旧:国道161号線)
【北行上り線】
掲載:2013年5月10日

バイパスとその旧道が分岐する交差点に設置されており、この標識は旧道からの案内標識となります(なお、バイパスは右の大津方面に延びる)。
元々この標識の柱は道路情報板に用いられていたものが標識用に転用されたもので、その名残として点検用通路が残っています。
この交差点の別の方向では「今津」が「近江今津駅」に訂正されていますが、この標識の管轄は今は滋賀県である為特に訂正が施されていません(元々滋賀県は市内の「今津」表示を基本的には訂正しないスタンスです)。
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高島市(旧:新旭町)・国道161号線(高島バイパス)
【北行上り線】福井・敦賀・小浜方面
掲載:2013年5月10日

現道と旧道との分岐地点である饗庭交点の前後だけ十分に幅がとられていて、中央分離帯が設置されています。その為、交差点を過ぎるとすぐに対面交通の道路に戻る為、この警戒標識が取り付けられています。
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長浜市(旧:長浜市)・滋賀県道556号長浜近江線(旧:国道8号線)
【南行下り線】彦根・米原方面
掲載:2013年5月10日

国道8号の旧道に設置されている「方面及び距離」と地名板です。
地名板は随分と古そうなものですが、今でもこのタイプの地名板がいくつも残っています。
「方面及び距離」の標識は県内では殆ど撤去されてしまったローマ字無しの旧型です。滋賀国道工事事務所(当時)の管内の案内標識において「大津」を無視して「京都」を使う傾向がありました。その為、ここでも「京都81km」と案内が出ています。そして、「大津」の表示は彦根市まで南下すれば見られました(当時は現在のような目標地のシステムがなく、各道路管理者の勝手で決められていました。今では有り得ない表示が滋賀県でも見られました)。
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↑2008年4月◆↓2013年4月
長浜市(旧:長浜市)・国道8号線(長浜バイパス)
【南行下り線】大津・彦根・米原方面
掲載:2013年7月31日

バイパス開通当初から2010年頃までテーパーポールから吊り下げて設置する方式でしたが、金属疲労による標識板の落下を懸念してF字型柱のタイプに更新されました。
以前とは内容が全く同じまま。どうせ交換するなら三段にするなりして内容を充実させればいいのに・・・。
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(車内から)
大津市・国道161号線(志賀バイパス)
【南行下り線】京都・大津・堅田方面
掲載:2013年7月31日

この周辺では「比良おろし」と呼ばれる局地風が比良山(右)から琵琶湖(左)に向かって吹きます。これでよく並走する湖西線が運休になることも(その場合、特急列車は米原経由で運行される)。
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甲賀市・国道1号線(水口バイパス)
【東行上り線】名古屋・四日市・亀山方面
掲載:2013年7月31日

前方に分岐があることに対する警戒標識です。交差点においての注意はよく見かけますが、分岐においての注意は普段見かけません。カーブしながらの分岐で特別注意を要する必要があったのでしょう。
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米原市(旧:米原町)・国道8号線
【北行上り線】敦賀・岐阜・大垣方面
掲載:2013年7月31日

滋賀国道事務所管内では稀となったテーパーポールから吊り下げて設置するタイプの青看板です。全面的に張り付けて訂正されているので、標識板自体は古いものです。
これも本来ならば交換されるべきものでしたが、米原駅東口の再開発でどさくさ紛れに交換されず現存中。
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大津市・国道161号
【北行上り線】敦賀・高島・堅田方面
掲載:2013年9月29日

国土交通省設置の警戒標識で、白い柱を用いているところは今では少なくなってきました(たいてい茶色か銀色メッキに移行済み)。
この近くに小学校があるので「学校、幼稚園、保育所等あり」の警戒標識が設置されています。
なお、滋賀国道事務所管内ではこの本標識に「通学路」の補助標識を付ける例は見かけません。市町村設置は頻繁に見ますが、県設置ですら見ないような・・・。
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長浜市・国道8号
【北行上り線】福井・敦賀・木之本方面
掲載:2013年9月29日

滋賀県土木事務所が設置した道路標識で、一部の旧市町村同士での境界で「(新市名)市(旧町名)」と書かれた標識が用いられるようになりました。
2010年に長浜市が新たに合併した際、虎姫町と長浜市を除く旧町境では、滋賀県土木事務所のみならず、国土交通省滋賀国道事務所でも真似するような形でこのような様式の標識が設置されるようになりました(実際は「設置」というよりは、「市町村」の標識に当て板を当てた「訂正」が実施された)。
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草津市・国道1号
【西行下り線】京都・大津・京滋バイパス方面:草津駅口交点
掲載:2013年9月29日

草津駅に至る道路が分岐するので「草津駅口」という交差点が付いていますが、ローマ字は「Kusatsu Sta.」とまさに草津駅近辺にいることを錯覚するような表記です。適切な表記とすれば「Ent. of Kusatsu Sta.」でしょうか。
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大津市(旧:志賀町)・国道161号(志賀バイパス)
【北行上り線】福井・敦賀・高島方面:比良ランプ
掲載:2013年11月30日

 旧日本道路公団管轄の高速道路や有料道路では、通行止めとなる対象の図柄にバッテンを付けて通行不可を示す法定外表示板を設置していました。その後、様式を変えつつもNEXCOでも同様の表示板を設置しています。
 志賀バイパスの2012年に開通した区間では旧日本道路公団の様式に少し似たタイプの表示板が設置されました。志賀バイパスで設置されたものは複柱式での設置が多いのですが、湖西道路では単柱式のものも設置されました。
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彦根市・国道8号
【北行上り線】敦賀・岐阜・大垣・米原方面:外町交点北側
掲載:2013年11月30日

電光式道路情報板を設けた門柱に取り付けられた標識です。
「(106)方面及び距離」の標識は昭和61年頃の案内標識のローマ字復活の時に設置。
地名の「米原」は「まいはら」と「まいばら」の二つの読みが実質共存しており、一度は正式な町名の読み「まいはら」に訂正されましたが、「まいばら」市が出来てからは訂正を取り消して現在の状態となっています。
情報板の下に設置されている「道路情報」の法定外表示板は設置がかなり古い。

なお、反対側は以下のような標識。せっかく門柱を設けたのだから、方向別に標識を設けても良いかもしれません。
「大津 近江八幡」の部分はかつて「京都 大津」でした。途中の主要地ランクの地点を完全に無視です。
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甲賀市・国道1号(水口バイパス)
【西行下り線】
掲載:2013年11月30日

松尾ランプの流入路とバイパス本線が合流する場所でしたが、流入部の構造が変更されて更に先の十字路で本線と接続するという構造になりました。それによってこの標識は用無しのものに・・・。
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大津市・国道161号(西近江路)
【南行下り線】
掲載:2013年12月31日

県内ではまだまだ普及していない蛍光色の警戒標識(隣接するとある県のように乱立されても困るが)。大して急ではないカーブですが、道幅が狭く坂道が伴うため、注意が必要なカーブです。
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野洲市・国道8号
【南行下り線】
掲載:2013年12月31日

 野洲市の交通の要衝となる「御神神社前」交差点の北側にある案内標識。すぐ南側に大きな川(野洲川)があり、地形の関係から渋滞になり易い交差点です。
 ちなみに、左右方向に表示される「湖南」と「守山」、それにこの標識がある「野洲」はいずれも「市」ですが、ランクは一般地です(市の多くは主要地ランクに設定される)。

道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀国道事務所設置Part2
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