■滋賀県設置道路標識(湖北地区)Part1
道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀県設置北部Part1
ここでは滋賀県の高島・湖東・湖北地域内滋賀県が設置した道路標識を取り扱います。
一定量の画像が溜まった場合はPart2と順次作成する予定です。

※サムネイル画像をクリックすると大きな画像が現れます。
撮影:2009年4月
長浜市(旧西浅井町・木之本町境)・滋賀県道336号塩津浜飯浦線(国道8号線旧道)
滋賀県で多く見られる市章がモノクロタイプのカントリーサイン。
カラータイプの新設も見られますが、まだこのものの数が多いと言えます。
撮影:2009年8月
長浜市木之本町・滋賀県道281号川合千田線
表示されている地点の採用が見事。他の案内標識ではあまり表示されない大見地区や、八草トンネルを過ぎないと表れない岐阜市の案内など、結構大胆な地名の選定です。裏には著名地点の案内が付けられています。
撮影:2009年8月
長浜市(旧浅井町)・滋賀県道265号郷野湖北線
全国的にも結構珍しいと思われるこの標識。当然ながら滋賀県でも存在数は少ないです。
支柱の先端にはキャップがされたもの。
掲載:2009年11月24日(訂正あり)
犬上郡多賀町・国道306号線
靴掛峠の多賀側入り口に設置された二段距離標識。「いなべ」の訂正跡は「北勢」からの訂正だと思われます。
この標識には三番目の写真から三つのT字アングルが取り付けられていて、全てのアングルが張出支柱に取り付けられています。
掲載:2009年11月24日
犬上郡多賀町・国道307号線
R306とR307とr225の分岐点である多賀交点の手前に設置された「著名地点」の案内標識。
R306彦根方面側にはこれより後期に設置されたものがありました。
↑2009年8月◆2012年5月↓
長浜市(旧:余呉町)・国道365号線
【北行】:余呉支所前交点南側
掲載:2009年11月24日 訂正:2013年5月10日

R365からr283が分岐する「余呉支所前」交点の南側に設置。
北行はかつて、直進方向は「武生 今庄」と書いてありましたが、市町村合併が進んだ後に「越前市 南越前」になり、その後「越前市」のみの案内になりました。しかし、単独表示になってからの英字表記が「Echizenshi」と、読みをそのまま訳したとんでもない表記になったので、2011年度に三回目の訂正が実施されました(この訂正は英字部分に正しい表記を被せるといったもの)。
南行は長浜市の合併により「長浜」が「関ヶ原」に。以前の長浜市への距離は木之本からR365を通って東上坂を経由するというかなり遠回りなルートでした。
掲載:2010年4月4日
長浜市木之本町・国道303号線(国道365号線重複)
木之本交点の木ノ本駅側に設置されている案内標識。信号機ありの標識は接触により、折曲がっています。
いつ頃設置されたか分かりませんが、この青看板は得れる情報が不十分です。せめて左方向の「長浜」や、直進方向の「北陸道」は欲しいです。
彦根市・滋賀県道25号彦根近江八幡線
【下り線】さざなみ街道方面:京橋交点手前
掲載:2010年4月4日(訂正×1)

彦根城の入口の一つである京橋交差点の外町側手前に設置。「東近江」の訂正は「能登川」町の東近江市への合併に伴ってのもの。しかし、地理的にも違和感を感じる訂正で、まともな訂正とは言えません。
また、直進方向に行けば、「さざなみ街道」に行けますが、その案内を出さないまま現在に至っているのは残念です。
掲載:2010年4月4日
犬上郡多賀町・国道307号線
「紫雲苑」は彦根犬上広域行政組合の火葬場のこと。両面に「方面及び距離」と紫雲苑の「著名地点」を融合した案内標識を取り付けられています。ここは多賀町内ですが、「東近江市街」と表示されています。「○○市街」の案内は、その市内で郊外地から中心部へ案内する際に用いられますが、基本的に市の外であれば用いられません。
このように用いられる理由は、東近江市が広大だからということが思い浮かびます。
10
掲載:2010年6月29日
高島市マキノ町・滋賀県道557号西浅井マキノ線
海津大崎を通る旧:国道303号線と国道161号線との海津交差点に設置された標識です。
この標識は県道降格以前からあったものだと思われます。高島市成立後でも「今津」の表示は未だに残っています。別に「高島市街」でも良いような気がしますが、何故でしょうか・・・。
R303がR161と重複しているから、しっかりとR303のおにぎりマークは付けて欲しい・・・。
11
掲載:2010年6月29日
長浜市湖北町・滋賀県道258号速水片山線
平成21年度設置の警戒標識。直進道路の開通の為に設置されました。
しかし、撮影当時その直進道路は舗装すらされていない状態。開通にはまだ時間がかかりそうです。
途中まではダート路ながら行ける為にこの状態になっていると思われますが、時期尚早ではないでしょうか・・・?
12   
長浜市(旧木之本町・余呉町境)・長浜市道(国道365号線旧道)
【北行】越前市・南越前・余呉支所方面
掲載:2011年3月15日

国道365号線の旧道に設置されています。元々滋賀県が設置したものですが、現在では長浜市が管理する道路です。
新生長浜市はこれを撤去するのでしょうか。甲賀市や高島市みたいに放置という実例もありますし。
長浜市(旧木之本町・余呉町境)・長浜市道(国道365号線旧道)
【南行】関ヶ原・長浜市街・木ノ本駅方面
掲載:2011年3月15日

14の反対側です。この旧道は西側にバイパスが出来たことによって旧道化されました。現在ではこの辺りは年間を通して渋滞が酷いということは聞きませんし、余呉や木之本の周辺地域の車が殆どでしょう。
ちなみに、バイパス側は何故か町章が無いタイプで設置されています。
13
長浜市・滋賀県道37号中山東上坂線
【上り線】山階町東交点手前:さざなみ街道・長浜市街・国道8号方面
掲載:2011年3月15日

長浜ICを降りた先のr37にて設置。「湖北」は「浅井」から訂正されたもので、2006年の編入合併時に訂正されました。なお、「湖北」の表示がここで出ていても、右折先では延々と「国道365号」の表示ばかりで「湖北」表示がなかなか現れません。
14   
長浜市・滋賀県道510号伊部近江線
【下り線】山階町東交点手前
掲載:2011年3月15日

写真一枚目の青看板は、比較的新しいもの。「北陸道」の書体が他のものと違います。
写真三枚目の上段の訂正跡は「浅井」からのもの。ここであらわされている国道365号までの距離は旧浅井町の内保で接続するような案内のようです。ですが、国道365号線へ至るルートは多く、ここは「木之本」とするのが良好でしょうか?
15
長浜市・滋賀県道2号大津能登川長浜線(さざなみ街道・湖岸道路)
【下り線北行】敦賀・木之本・長浜市街方面:湖岸平方交点直後
掲載:2011年7月30日

滋賀県のヘキサで、通称名が付いている道路であればその通称名が用いられます。ここでは「さざなみ街道」で、この街道内のヘキサには殆どこの通称名板が付いています。
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長浜市・滋賀県道2号大津能登川長浜線(さざなみ街道・湖岸道路)
【下り線北行】敦賀・木之本・長浜市街方面:公園町南交点手前
掲載:2011年7月30日

「方面及び距離」と「著名地点」の融合標識です。下段の著名地点の部分は、段数が嵩むのを防ぐ為に一挙に案内するといった方法をとっています。
「木之本」までの距離に訂正が加えられていますが、これはさざなみ街道の開通にあわせて訂正したものでしょう。
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高島市(旧:朽木村)・国道367号線
【北行下り線】小浜・今津(保坂)・朽木(市場)方面
掲載:2011年8月29日

合併対応で「地名」の補助標識を変えるなら、一緒に本標識のおにぎりも交換すれば良かったのでは・・・と思える標識の一つ。高島市成立の際、朽木村地域のみが「高島市○○町△△」という地名表記でなく、「高島市朽木○○」といった表記になった為に交換されています。前者の表記法になったところは単純に「高島市」と書かれた補助標識の追加で対応をしています。
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長浜市(旧:木之本町)・国道303号線
【東行下り線】:田部東交点東側
掲載:2011年8月29日

二枚目の写真の右方向は未だに国道指定から外れていませんが、道幅が狭い市街地道路である為、おにぎりマークがありません。
田部東交点の東側に設置されているものです。「長浜」のところは市町村合併により、「関ヶ原」に訂正されました。
「揖斐川53km」は以前、「金居原13km」でした。元々、国道303号線が八草峠などで「酷道」と呼ぶような状態だったので、誘導不適路として「金居原」というあまり名の知れない地名でドライバーの進入を防いでいましたが、八草トンネルの開通やバイパスの完成などに伴って誘導不適路では無くなり現在のように訂正となりました。
ですが、この「揖斐川」の手前には「坂内」が一般地として存在するから、交換して揖斐川と坂内の二地点表示でも良かったはず。
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彦根市・滋賀県道528号彦根環状線
【西行上り線】さざなみ街道・戸賀方面:高宮町交点東側
掲載:2011年8月29日

高宮町交点の東側に設置されているものです。彦根城への道を示す著名地点が付属。手前に電柱があるため斜め方向に傾けられています。この標識は柱のサイズのわりには小さいように見える標識です。
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彦根市・滋賀県道528号彦根環状線
【東行上り線】多賀・甲良方面:高宮町交点西側
掲載:2011年8月29日

2と比べると大きなサイズの西側にあるものです。ここを直進して、少し進んで左折した先でこの環状線は中山道に入り狭くなります。その為か直進方向にヘキサマークが追加されていません。なお、元々滋賀県はヘキサマークを案内標識上に表示することがありませんでした。
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長浜市(旧:高月町)・滋賀県道44号木之本長浜線(さざなみ街道)
【北行上り線】福井・敦賀・木之本方面:菅草橋交点南側
掲載:2011年11月5日

さざなみ街道から滋賀県道259号西阿閉東物部線が分岐する交差点の案内標識。下の観音堂への著名地点は後付けです。
「高月駅」は元々「高月市街」から訂正されたものです。2010年の長浜市の合併で編入された旧町の市街案内の多くはその旧町の中心となった駅への案内に訂正されました。
22
長浜市(旧:高月町)・滋賀県道44号木之本長浜線(さざなみ街道)
【北行上り線】福井・敦賀・木之本方面:菅草橋交点南側
掲載:2011年11月5日

2011年度の標識工事で柱が交換される予定のもの。錆が酷く、このまま放っておいたら危険です。
標識板自体はそれほど古くなく、高輝度反射材を使わない少し昔のタイプです。
23
長浜市(旧:高月町)・滋賀県道259号西阿閉東物部線
【西行下り線】:菅草橋交点東側
掲載:2011年12月31日

さざなみ街道との交差点に設置。左方向の「長浜」は「長浜市街」に訂正されています。しかし、柱には合併対応の為に「長浜市」の補助標識を合併後すぐに取り付けたのに、青看板の方では訂正しなかったのでしょうか。確かに無くとも混乱を招くものではありませんが。
補助標識は本来、本標識に付属するものですが、何故か本標識を欠かして設置しています。
24
長浜市(旧:高月町)・滋賀県道259号西阿閉東物部線
【西行下り線】:菅草橋交点東側
掲載:2011年12月31日

5と同様、標識柱のみが交換対象となっていた標識です。撮影は2011年9月で、もう交換されたでしょう。
そもそも、標識が対象とする交差点は信号交差点で、そのまま撤去しても良かったように思えます。そこまでこの交差点が危険でしょうか。
25
長浜市(旧:浅井町)・国道365号線
【北行上り線】越前市・敦賀・木之本・湖北方面:
掲載:2012年2月25日

平成10年に設置された、比較的新しいものです。
直進方向は「越前市 湖北」ですが、地名のバランスが取れていないような・・・。直進方向に「木之本」があってもいいのですが、「木之本」自体が主要地に認定されていないので仕方無いことです。
左方向の「長浜市役所浅井支所」の文字は、元々「浅井市街」の案内だったのですが、文字を小さくし過ぎてかなり見難いです。他で設置されている「著名地点」の標識でも浅井支所への案内があるので、ここでこの案内は特に要りません。するとしても「浅井支所」だけの表記か、別の表記(例えば「長浜市街」とか「虎姫駅」とか)で十分ではないでしょうか。
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↑2009年8月◆2012年5月↓
長浜市(旧:余呉町)・国道365号線
【北行上り線】越前市・南越前・柳ヶ瀬トンネル方面:長浜市役所余呉支所(旧:余呉町役場)前
掲載:2012年2月25日 

写真上は旧余呉町の町役場案内で、写真下は長浜市に編入されてから反射材を張り付けて訂正した「余呉支所」の案内です。四枚目の写真にあるプレートは設置者である「滋賀県」と、設置年月だと思われる「54.7」が書かれています。昭和54年、県内の至るところでテーパーポールから吊り下げる形式の標識が新設されました。このプレートはその時の標識で見かけるものです。昭和61年以降はF字型柱あるいは逆L字型柱で設置する標識が主流となっていますが、今でもテーパーポールをリサイクルして新しく標識板を取り付けているところをよく見かけます。
27
長浜市(旧:高月町)・滋賀県道259号西柳野東物部線
【北行上り線】木之本・菅草橋方面:西柳野バス停前
掲載:2012年2月25日

高月町西柳野に長い間残っていた「十字路あり」の警戒標識です。劣化も酷く、視覚性に関しては最悪な状況で、現在では交換されました。
現在の様な高リブを用いず、ずらしが利かない一箇所固定の補強金具を用いて設置されています。
28
彦根市・滋賀県道2号大津能登川長浜線
【北行下り線】長浜・米原・彦根市街方面:
掲載:2012年2月25日

r2に設置されている著名地点です。右方向の「南彦根駅」は普通ですが、左方向の「ひこね文化プラザ」が独特。書体がオリジナルの物です。
29
長浜市(旧:木之本町)・滋賀県道44号木之本長浜線(さざなみ街道)
【北行上り線】福井・敦賀・木之本駅方面
掲載:2012年7月15日

「(105)方面、方向及び距離」の標識を無理矢理「(106)方面及び距離」に見せかけるように表記を訂正したものです。木之本町が長浜市に編入されるまでは「木之本駅」の案内は「木之本市街」の案内でした。
ですが、本来この旧町にある駅は「木ノ本駅」なので、結局訂正されました。
全国的にもこの105系標識を矢印を進行方向にして、実質106系標識にしている例を多く見かけます。ですが、これはあまりにも強引です・・・。
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米原市(旧:山東町)・滋賀県道248号天満一色線
【北行上り線】:間田交点西側
掲載:2012年7月15日

市町村合併によって、目標地が削除されたり、改称したりとあります。右方向に下に書かれていたのは「伊吹」で、この町は山東町・米原町と合併し、米原市が成立した際に消滅していおり、目標地としては削除されています。
左方向の「武生」は現在の「越前市」。だから本来は訂正すべきで、この周辺でも訂正が進んでいるのですが、これだけ取り残されたまま。長浜市や米原市周辺ではこういった中途半端な訂正が多く、その背景にはどうなるのか分からない合併事情もあるのですが、
31
長浜市(旧:浅井町)・国道365号線
【南行下り線】四日市・大垣・関ヶ原方面:内保東交点〜草野川橋北詰交点
掲載:2012年7月15日

長浜市の合併に伴って訂正された標識の一つですが、訂正の方法に大きな問題があります。一般道路の案内標識で地点を配列する際のルールとして、左右に並べる際は「遠→近」と原則としてするというのがあります。大垣と関ヶ原では、後者が近方です。元々「大垣」の部分が「長浜」で、この時は理に適っていましたが、訂正後はルールとは逆の配置をしてしまっています。この逆の配置は高速道路で見掛けるものです。
長浜地区にはここだけでなく、更にいくつかこういったルール違反の訂正を平気で行っている標識が残念ながらあります。
32
長浜市(旧:余呉町)・国道365号線
【上下線】:栃ノ木峠南側
掲載:2012年9月9日

おそらく、滋賀県最北の「方面及び距離」の標識です。北行の訂正跡はそれぞれ「武生」「今庄」から。南行は「長浜46km」からの訂正です。この標識の訂正状況から分かる通り、長浜市はかなり大きな市になりました(さすがに高山や浜松にはかないませんが・・・)。
「関ヶ原61km」の訂正は、旧長浜市域を通ることを考えれば一見不条理に思えますが、市街地からだいぶ東側を走るので道理には一応適っているように思えます。昔は福井県域でも「長浜 木之本」の案内がありましたが、国道476号の木の芽トンネルが開通して「木之本 敦賀」に訂正されて以降この以北でも「長浜」の案内を見ることはありません。しかし長浜市に入った以上、同じ方角に市街地がある関係上から「長浜市街」への案内があった方が親切ではないでしょうか。
越前市方面へ向かう方にある「余呉高原スキー場」の案内ですが、木之本方面へ向かう方にはありません。これは福井県側の冬季通行止めを受けて、設置しても無意味だと判断されたから。
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長浜市(旧:木之本町)・国道365号線
【南行下り線】関ヶ原・長浜市街・木之本IC方面
掲載:2012年9月9日

木之本IC口交点の300m手前の案内標識です。左方向の「米原」の訂正跡は「長浜」からのものです。でもここから長浜市役所までは15kmくらいあるので、別の訂正しなくても良かったような気が・・・。それよりも、福井県境から続いてきた「関ヶ原」表記がここで一旦途切れ、連続性が保たれていません(以前、R365上では福井県境から「長浜」が表記されていたので、ここで左方向で「長浜」が出されていたので連続性は保持されていた)。
そして、ここで左方向に「大津」と出ていますが、ここから大津に行くならば左方向に行って湖東経由で行くよりも、右方向に行って湖西経由で行った方が遥かに近いです。だから、この辺りでの「大津」の表記は不要と考えます。
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長浜市(旧:余呉町)
【南行下り線】関ヶ原・長浜市街・木之本方面:栃ノ木峠(福井県南越前町・滋賀県長浜市境)
掲載:2012年9月9日

南北で45kmもの市域を持つようになった長浜市。旧余呉町も合併で編入され、ここにあった標識も「余呉町」から「長浜市」に訂正されました。
現在、正規の「都府県」と「市町村」の案内標識は同じサイズで設置され、滋賀県も例外ではありませんでしたが、何故かここでは一回り小さいサイズの「市町村」に交換されました。2010年1月1日に市域が拡大した際の滋賀県が設置する「長浜市」の「市町村」の標識は県内で現在通常で設置されているサイズ(Part1の1、14、15参照)よりも小さいサイズのものを設置するようになりました。
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長浜市(旧:余呉町)・国道365号線
【北行上り線】福井・越前市・南越前方面
掲載:2012年11月10日

椿坂トンネル北坑の工事により、道路の線形変更が行われたため臨時で設置されました。この標識はただでさえ珍しいものですが、上下線にそれぞれ二つずつ設置されています(こちらも写真一枚目の奥にもう一枚見える)。
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長浜市(旧:浅井町)・国道365号線
【南行下り線】四日市・大垣・関ヶ原方面
掲載:2012年11月10日

この旧浅井町が長浜市になったのは2006年のこと。それから後に新設された新しい「国道番号」の標識です。
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高島市(旧:朽木村)・国道367号線(鯖街道)
【北行】小浜・今津・朽木市場方面:村井橋北側
掲載:2012年11月10日

平成18年3月に国道367号線のこの先の区間で地滑りが発生しました。その後、6月に左側にある村井橋を経由する仮設迂回路が設置され、その迂回路には重量17t制限が掛けられました。その17t制限を示す「重量制限」の標識です。平成21年3月に復旧工事が完了しまして、迂回路も撤去されました。
迂回路があった頃は村井橋から北側にある仮設橋までの間で、17t制限が区間で設定されていた為、「始まり」の補助標識が付属します(区間の終端には「終わり(平仮名Ver.)」が取り付けられていたものも設置されていた)。現在は仮設橋も無く制限が解除されましたので、他3箇所に設置されていたものは撤去され、これだけが今も残されています。
この規制に際しては、規制予告が広域的に取り付けられていました。
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高島市(旧:今津町)・滋賀県道54号海津今津線(風車街道・湖周道路)
【北行】敦賀・木之本・マキノ方面:南新保交点南側
掲載:2013年2月28日

平成17年に弘川口交点から南新保交点に抜ける新しいバイパスが開通しまして、その時に設置された標識です。このバイパスは弘川ランプ〜弘川口交点のr54の区間と併せ、湖岸と国道161号・国道303号を連絡する道として、狭隘な今津の市街地区間を避けられて便利なバイパスです。
湖岸の風車街道から弘川ランプで国道161号に出る、またはそのまま直進して国道303号に入り小浜や上中へ向かう、といったルートが考えられる位置なので、左方向の案内にはR303のおにぎりマークと「小浜」表示が掲載されています。
直進は合流するR161の終点である「敦賀」と、このr54の終点である「マキノ」の表示です。
39
高島市(旧:今津町)・滋賀県道54号海津今津線
【東行】南新保交点西側
掲載:2013年2月28日

1の標識は至ってまともなものでしたが、2と3に関してはクセがある標識です。右方向には「大津」「新旭」と書いてありますが、この「新旭」のローマ字のnとaの間にハイフンが打ってあります。このハイフンが無ければ読みが「シナサヒ」となるので打ってあります。
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高島市(旧:今津町)・滋賀県道54号海津今津線(風車街道・湖周道路)
【南行】大津・堅田・新旭方面:南新保交点北側
掲載:2013年2月28日

北行のマキノ方面から国道161号に出て南下するという手段はあまり想定されていないのでしょうか、おにぎりマークにはR161ではなく、R303経由して保坂交点で分岐するR367のおにぎりが出ています。
直進方向が2の「大津」「新旭」の表記では無く、「大津」「堅田」の表記です。「堅田」は大津市北部の地区で、そこには国道477号の交差があります。なので、ここで表示するのも分からないでもないのですが、高島市内の地区を差し置いて次の大津市内の地区を出すというのが意外でした。
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長浜市(旧:高月町)・滋賀県道261号磯野木之本線
【東行下り線】千田交点西側
掲載:2013年2月28日

国道8号と交わる信号交差点の手前に設置された標識で、平成23年度に写真のように老朽化した標識板から交換されました。
でも、一枚目の写真の右側に信号機の灯器が少し写っているように、ここは信号機や交差点が確認しにくい場所でしょうか。交換するくらいならば撤去しても良かったかもしれません。
42
豊郷町・滋賀県道219号豊郷停車場線
【西行下り線】高野瀬(国道8号)・豊郷町役場方面:豊郷駅西口
掲載:2013年2月28日

彦根地区の国道(国交省の指定区間以外)・県道を管理する「湖東土木事務所」は以前までは一般県道にヘキサを設けることに積極的では無く、彦根市内の主要な幹線道路となっているもの以外にはヘキサを設置してきませんでした。しかしここ最近になって一般県道においてもヘキサを設けるようになりました。それで設置されたヘキサの一つです。
この写真の標識では、標識板の様式は県内の他の地区と同様ですが、柱が防腐メッキの銀色柱です(他の地区では白)。路線番号標識や警戒標識には白色柱を用いることが一般的な滋賀県においては珍しい傾向と言えるでしょう。
43
長浜市/米原市境・滋賀県道243号東上坂近江線
【東行上り線】東上坂・石田方面:長浜市/米原市境
掲載:2013年5月10日

滋賀県では珍しい旧タイプの「市町村」の標識。ここは元々近江町との境で、将来的に米原市と長浜市が合併すること見越してそのままに残したのでしょうか(今では合併しそうな兆候は無いが)。
44
米原市・滋賀県道2号大津能登川長浜線(湖岸道路・さざなみ街道)
【北行下り線】敦賀・木之本・長浜方面
掲載:2013年5月10日

ここにある「近江母の郷文化センター」は「道の駅近江母の郷」と同義です。道の駅として案内した方が分かり易かったのでは・・・。
45
長浜市(旧:浅井町)・滋賀県道276号小室大路線
【北行上り線】長浜市浅井支所南交点南側
掲載:2013年5月10日

この案内標識では「著名地点」で表示されそうな目標地(「虎姫駅」と「長浜市浅井支所」)が反転表示となっています。滋賀県ではごく稀に反転表示にする手法が見られ、自治体によっては積極的にこの反転表示を採用しているところもあります。
直進と右折で「国道365号」とありますが、これでは少し不親切。おにぎりマーク付きで「木之本」「関ヶ原」と表示した方が分かり易くなります。
46
彦根市・滋賀県道518号彦根城線
【東行】古沢踏切東側
掲載:2013年5月10日

r518古沢高架橋の下にあるかなり古い「Y型道路交差点あり」の標識です。滋賀県設置の道路標識ならば、標識柱に「滋賀県」のラベルだけを貼るのが一般的ですが、かつては路線名を示したラベルを張り付けていたようです(ここと栗東市での事例の二つしか無いので断定は難しい)。
柱のラベルにある「彦根港線」は昭和48年2月に廃止された路線で、これで昭和48年より前に設置されたことが明らかになります。
47
長浜市(旧:余呉町)・国道365号線
【北行上り線】越前市・南越前・栃ノ木峠方面:余呉湖口交点
掲載:2013年5月10日

文字通り、余呉湖の出入口となる「余呉湖口」交点に設置。ここからr33経由で余呉湖に行けます。
滋賀県内の「主要地点」の案内標識では、「●●口」と交差点名がある場合はそのまま●●のローマ字を取ります。
48
長浜市(旧:長浜市)・滋賀県道510号伊部近江線
【北行上り線】木之本・湖北・浅井支所方面:国友交点南側
掲載:2013年6月23日

直進も右折も「国道365号」という不親切な案内標識です。元々、右折が「浅井」だったのですが、2006年に浅井町が長浜市に編入合併されて訂正された結果このようなことに。この周辺では似たような状況の交差点が多く、このページの8や15のようにならない為にも広域的な案内標識の見直しが求められるのではないでしょうか。
49
長浜市(旧:長浜市)・滋賀県道243号東上坂近江線
【南行下り線】彦根・米原方面:七条町西交点北側
掲載:2013年6月23日

ミニハングで設置された「十字路あり」の警戒標識です。カーブの先に信号交差点があるので、その為の注意喚起。県内で警戒標識がミニハングで設置する例は湖岸道路では多く見られますが、それ以外の道路では稀です。
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長浜市・滋賀県道252号南浜山本高月線
【南行上り線】旧湖北町・高月町境
掲載:2013年6月23日

撮影は2011年9月ですが、何故か残っていた湖北町の「市町村」。道路とは平行に向いているので、ドライバーからは見えません。
この周囲では何度も市町村合併があり、しかもそれが案内標識上では広範囲に響くため、訂正等が施されるべき標識の数が多く、長浜土木事務所管内には訂正漏れがある標識もよく見かけます。ここは本来標識が撤去されるべき場所でありますが、そのまま残っています。

道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀県設置(北部)Part1
Part2>
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