■滋賀県設置道路標識(湖南地区)Part2
道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀県設置(湖南地区)Part2
滋賀県が設置した案内標識の中で、大津・南部・甲賀・東近江の県土木事務所が管轄するものを掲載します。

※サムネイル画像をクリックすると大きな画像が現れます。
大津市・滋賀県道315号仰木雄琴線
【下り線】:北雄琴交点西側
掲載:2011年10月2日

大津土木事務所内でたまに見かける、昭和54年設置の柱をそのまま流用したタイプです。
左方向の「高島」の訂正跡は「今津」からのもの。交差点は鋭角三叉路ですが、丁字路として案内しています。
大津市・滋賀県道43号平野草津線
【上り線】信楽・田上方面:
掲載:2011年10月2日

下り坂で図示のカーブがあります。決して曲がりきれないほどの急カーブではないので、速度に注意すれば危険なカーブではありません。
この標識は平成21年頃に交換されています。
草津市・草津市道(旧道:滋賀県道143号下笠大路井線)
【下り線】大路方面:
掲載:2011年10月2日

これも2と同じく、昭和54年設置の柱をそのまま流用したものですが、元々茶色く塗装されていたものに設置しています。
また、この「←草津駅」の「著名地点」の標識は交換されるのは最近、平成10年以降になってからです。それまでは「←草津駅西口」と案内されていました。こっちも「草津駅西口」と案内すれば良かったのですが、サイズの関係上出来ません。

(2012年3月31日追記)2012年3月20日付の滋賀県告示でr143のこの区間が市道に降格となりました。この先の自動車通行止めの鉄道交差部(以前は踏切、現在では歩行者専用地下道)の迂回路として認定されていた区間がこれからは現道ということになります。
甲賀市(旧:水口町)・滋賀県道4号草津伊賀線(旧道:国道307号線)
【下り線】伊賀・柘植・甲南方面:庚申口交点西側
掲載:2011年10月2日

R307旧道に残る撤去し忘れたおにぎり。10年以上前にここは県道に降格されましたが、それでも気づかれずに放置されています。補強金具も現在のように強度が高い「高リブ」では無く、旧式の平たいものとなっています。
甲賀市(旧:水口町)・滋賀県道4号草津伊賀線(旧道:国道307号線)
【下り線】伊賀・柘植・甲南方面:庚申口交点西側
掲載:2011年10月2日

国道307号線と交差する庚申口交点手前に設置されています。「陶芸の森」への案内は後付のものです。「信楽→」と表示された補助案内標識が設置されていますが、どうせ付けるならば最初から本来の青看板に入れれば良かったと思えます。右方向の目標地は「枚方」となっています。「信楽」でも悪くないと思いますが、主要地同士で表示する地名のランクを揃える為の処置です。
最近になって、新名神の甲南ICが開設されたので標識の4分の3を張り付けるといった大がかりな訂正が行われました。最初からこのようにして「枚方」の下に「信楽」の案内を入れるといったことも思い浮かびます。
なお、「伊賀」の訂正跡は「上野」からのものです。
この標識より一世代前は「←八日市 日野 ↑柘植 →宇治 信楽」でした。
甲賀市(旧:水口町)・滋賀県道4号草津伊賀線(旧道:国道307号線)
【上り線】草津・栗東・湖南方面:庚申口交点西側
掲載:2011年10月2日

滋賀県の甲賀地区と大津地区に多数残る旧式の「主要地点」の標識です。現在のここの地名は「三大寺」でして、この地名は以前の大字か、地図には載っていない小字でしょう(2011年現在この地名は地図で出ない)。
←下り線
(草津市街方面)
(南郷方面)
↓上り線
草津市・滋賀県道108号南郷桐生草津線
【上下線】:岡本工業団地口〜岡本町南交点
掲載:2011年12月31日

下り線のものは新名神高速道路が開通する時にNEXCO西日本が更新したもので、「ROUTE」の英字が全て大文字です。左方向の行先に「大津」とありますが、進んでいくにつれて大津市内の一地区である「石山」に表示が変わります。
上り線のものは著名地点の「志津運動公園」の表示が結構紛らわしいです。ルールだから仕方無いのですが、「南郷」「桐生キャンプ場」が左方向へ行く案内をしているので、直進するものと間違いそうです。
草津市・滋賀県道2号大津能登川長浜線
【上り線】南郷・石山方面:岡本町南交点北側
掲載:2011年12月31日

設置当初は右方向の案内が「大津 国道1号(おにぎりマーク)」だけでしたが、草津田上ICの開通に伴って結局一方向に四地点を抱える案内標識になりました。ここでは国道1号の表示が不要です。後方に行っても国道1号に行くので、ここでわざわざ案内する必要はありません。
直進方向は「宇治 南郷」ですが、このうちの「宇治」の表示はここから10kmほど離れた里5丁目交点まで現れません。
東近江市(旧:蒲生町)・滋賀県道524号桜川西中在寺線
【上り線】近江八幡・川合方面:川合道小房踏切〜桜川西交点
掲載:2011年12月31日

案内は直進の近江八幡方面と、左折の東近江市役所蒲生支所の案内で、右方向の案内はありません。
右折先は確かに市道ですが、東近江市街(旧八日市市)方面へ繋がっていて、なおかつ2車線路が続くので案内しても良かったのではないでしょうか。
10
東近江市(旧:蒲生町)・滋賀県道524号桜川西中在寺線
【下り線】日野・国道307号方面:桜川西交点東側
掲載:2011年12月31日

9の反対側で、桜川西交点の直後に設置されています。注意の対象はこの先の近江鉄道の川合道小房踏切です。
11
東近江市(旧:蒲生町)・滋賀県道176号桜川西竜王線
【上り線】八日市・川合赤坂方面:桜川西交点南側
掲載:2011年12月31日

標識柱自体、昭和50年代から設置されていた模様。その当時の標識板は三つのベロを全て活用して設置されていたのでしょう。しかし、昭和60年代のローマ字付加に伴って写真のものに交換されたようです。それ以来中央のベロが不要となって使われていません。
標識柱は防腐塗装のみが施されているのに、何故か標識板裏面は茶色塗装がなされています。
12
東近江市(旧:蒲生町)・滋賀県道176号桜川西竜王線
【上り線】八日市・川合赤坂方面:桜川西交点南側
掲載:2011年12月31日

11より少し奥に設置。
柱は古いですが、標識板自体はそれほど古くはなさそうです。しかし、近いうちに丸ごと交換されてもおかしくはありません。
13
栗東市・滋賀県道113号石部草津線
【西行下り線】:新辻越橋交点東側
掲載:2012年2月25日

栗東市のr113に最近設置された標識です。左方向は「信楽」とありますが、そこまでの距離を測ってみると甲賀市役所信楽支所(旧:信楽町役場)までの距離ではありませんでした。そこへ行くためには最短ルートでも20kmはあります。実際は新名神高速の信楽ICや雲井駅にほど近い、国道307号と接続する牧交点までの距離のようです。
14
栗東市・滋賀県道113号石部草津線
【南行下り線】石山・草津方面:山入交点北側
掲載:2012年2月25日

直進方向の道路が開通したことによって、交換された比較的新しい案内標識です。以前のものは丁字路に、交差点の形式に則して、右斜め後方に延びる栗東市道(栗東町道)が描かれていたのですが、新しい標識では描かれなくなりました。標識のスペースからして、描けばいいのに・・・。
15
湖南市・湖南市道(旧滋賀県道27号野洲甲西線)
【東行】:岩根東口交点西側
掲載:2012年2月25日

ただでさえ旧式の青看板が少ない滋賀県ですが、これはかなり珍しい昭和40年代後半に設置されたと思われるローマ字無しの青看板です。
滋賀県で少ないながらも見られるのは昭和54年設置のもので、それ以外のものでも近い時期に設置されています。しかし、これはそういった「昭和54年タイプ」とは違った独特なものです。
設置されている道路は県道であったものの、「昭和54年タイプ」が一般的に設置される前に当時の甲西町道に降格された為、交換を免れたといって良いでしょう。
左方向の「八日市」の表示は現在の「東近江」市への案内。この道では通常、竜王町に入るまでは「近江八幡」への案内しか見られませんが、この標識は接続する滋賀県道13号彦根八日市甲西線に沿って、「八日市」の案内がなされています。国道1号マークはこれ以後の昭和54年タイプから現在まででは見られない形式です。
16
甲賀市(旧:水口町)・甲賀市道(旧:国道307号線)
【西行】枚方・京田辺・信楽方面
掲載:2012年2月25日

旧国道307号の小野峠付近に設置されている「すべりやすい」です。1980年代にバイパスが出来るまで、こっちの旧道を主に用いられていて、この標識も一種の名残といえますが、現在では殆ど通る車はありません。
この手前では甲賀市設置の単管バリケードがあり、車両は進入できない状況です。
17
甲賀市(旧:水口町)・甲賀市道(旧:国道307号線)
【西行】枚方・京田辺・信楽方面
掲載:2012年2月25日

16より信楽側にあるものです。この標識は現在よく設置される警戒標識に比べ、補強金具の上下間の間隔が狭いです。
18
野洲市(旧:野洲町)・野洲市道
【東行】湖南・希望ヶ丘方面
掲載:2012年3月31日

16で掲載したのと同じ形式のものです。この標識は野洲市道(設置当初は野洲町道)に設置されていますが、周辺の標識の設置状況(手前にこれと同じタイプの滋賀県設置の標識があること)や、この道は滋賀県が建設した希望ヶ丘文化公園に至る点から、この標識が滋賀県設置のものと推定します。
右方向は現在も国道8号上で一般的に案内されている「大津」ですが、左方向は彦根市にまで行かないとまず見ない「米原」の案内です。この辺では普通「敦賀」の案内です。
19
野洲市(旧:野洲町)・滋賀県道324号希望が丘文化公園北線
【西行下り線】西河原・野洲市街方面:
掲載:2012年3月31日

18の反対側にある標識ですが、左右方向で案内されている地点は前身となるものと変わらないでしょう。2004年に更新されたものですが、旧中主町の合併対応による標識改修の一連の工事の中で行われたのでしょうか。
20
草津市・滋賀県道559号近江八幡大津線(さざなみ街道・湖岸道路)
【南行下り線】大津・瀬田・近江大橋方面:帰帆北橋交点北側
掲載:2012年3月31日

さざなみ街道上に設置された標識です。この先の帰帆北橋を渡れば、矢橋帰帆島に入るのですが、公園などの施設には直接行けないためここで左方向に「矢橋帰帆島」の表示が出ています。
ローマ字がハイフンが付いているけれども、発音をそのまま直しただけで不親切です。
「水環境科学館」の著名地点が柱に付いていますが、撮影時には既に閉館済みでした。矢橋交点のものはこの時点でも撤去されていましたが、ここだけは撤去が遅れていました。
21
近江八幡市・滋賀県道25号彦根近江八幡線(さざなみ街道)
【西行下り線】草津・琵琶湖大橋・近江八幡市街方面
掲載:2012年5月6日

さざなみ街道を長浜方面から南下すれば彦根市内で初めて「草津」の文字が案内標識に現れますが、距離が本格的に現れるのは近江八幡市のここから。
平成11年に「↑大津 草津 →国民休暇村」と書かれた普通の青看板から交換されたものです。従来と比べ、「宮が浜水泳場」の表記が追加されています。
近江八幡市・滋賀県道25号彦根近江八幡線(大中バイパス・さざなみ街道)
【北行上り線】長浜・米原・彦根方面
掲載:2012年5月6日

ブログに掲載している記事「足場に、溝蓋に、道路標識の再利用」にある一枚目の標識のうち、「国民休暇村」「長浜 彦根」と書かれたものの後継の標識です。
近江八幡市・滋賀県道25号彦根近江八幡線(さざなみ街道)
【東行上り線】
掲載:2012年5月6日

r25の現道に残されている青看板は特に交換を受けずに残っています。
さざなみ街道のほか、内陸にあるr2のどちらも北上する際は「彦根」の次は「米原」を飛ばして「長浜」が表示となっています。いずれも主要地ですが、一時期「長浜」でさざなみ街道が途切れていたことが影響してか、実質的な「重要地」として扱われています。
22
大津市・滋賀県道30号下鴨大津線(山中越)
【北行下り線】国道161号・大津市街方面
掲載:2012年5月6日

山中越を京都方面から大津方面に抜けて、景色が本格的に開けると西大津バイパスに出会います。この標識はその西大津バイパスの敦賀方面と京都方面への分岐にある標識です。
滋賀県が通常設置する案内標識と比べれば、特別にサイズが大きく、その分情報量が多いです。
交差点の形状の端的には表しているだけで、厳密にはこういった形状ではありません。
「西大津バイパス」の文字だけ、常用される丸ゴシックではなく、特別に角ゴシックが用いられています。
「高島」の訂正跡の部分は、元々「今津」でした。やけに「高島」の文字が大きいです。
大津市・滋賀県道30号下鴨大津線(山中越)
【東行下り線】国道161号・大津市街方面:南滋賀ランプ交点
掲載:2012年5月6日

4から西大津バイパスを跨いだ後に設置されています。この南志賀ランプは京都方面のみのランプで、バイパス側は京都方面の地名のみの表記です。しかし、一方向に三つも地名が書かれることは、滋賀県の道路標識においては滅多に無いことで、「京都」「山科東野」の文字を細めて表記しています。
直進は「大津市街」と「浜大津」の併記という極めて珍しい案内です。大体、大津市街方面を表す案内は「大津市街」、若しくは「浜大津」のどちらかです。
大津市・滋賀県道30号下鴨大津線(山中越)
【北行上り線】京都・下鴨・比叡山方面:南滋賀ランプ南側
掲載:2012年5月6日

南志賀ランプの南側にある案内標識。ダイナミックな矢印をしていますが、こういった道路の形状をなるべく分かり易く表そうとして大胆な構図になる案内標識は滋賀県の道路標識にはそれほど多くは見かけません。
下り線の「(106)方面及び距離」の案内標識で、どちらの地点も同じ距離である点が面白いところです。
草津市・滋賀県道141号山田草津線
【東行下り線】:草津3交点西側
掲載:2012年7月15日

縦にサイズが大きい青看板。京滋バイパスへの案内は「京滋」と省略されて書かれています。以前は省略されていませんでしたが、草津田上ICの開通によってだいぶ変貌しました。
県内では稀なインターチェンジ名を「IC」無しで表示した標識です。
裏面は草津市の公共施設を案内した「著名地点」。草津市の施設と、滋賀県の施設によって罫線で分けられています。
草津市・滋賀県道2号大津能登川長浜線
【西行下り線】:草津3交点東側
掲載:2012年7月15日

平成21年度に滋賀県の南部土木事務所が新設した案内標識です。かつてこの標識の前にも別に案内標識が存在していたそうですが、新草津川の建設工事の際に撤去されたようで、そして暫くない状況だったようで、それから遂に再設置されたということです。
滋賀県の案内標識としては珍しく一方向に三つも地点が並べられています。
一般道から高速道路への案内法はインターチェンジ名を挙げるか、路線名を挙げるかのどちらかがあるのですが、その両方を列挙するといった案内は珍しいものとなっています。何しろ、この周辺は京滋バイパス・新名神・名神の三路線が関わり、なおかつハーフインターも存在する為複雑です。
ラベルは設置当初から貼られたものでなく、標識板を設置して少ししてから貼ったもの。
23
東近江市(旧:八日市市)・東近江市道
【南行】:清水3交点北側
掲載:2012年7月15日

この標識は旧県道指定区域に設置されていましたが、東近江市が歩道を設置した時に交換されました。夜間撮影なので見苦しい写真が残念です(再撮影をするつもりで行ったときに交換と判明)。
これは県設置(南部)のPart4の15番と18番で取り上げたタイプと同時期に設置されたもので、サイズがかなり小さく、おにぎりマークが特徴的です。
左右方向は国道421号ですが、設置当初はまだ国道昇格前で、昇格後も撤去されるまで一切訂正が加えられませんでした。
24
近江八幡市・滋賀県道2号大津能登川長浜線
【北行下り線】米原・彦根・安土方面:音羽町交点西側
掲載:2012年7月15日

近江八幡・東近江地域の道路を管理する東近江土木事務所は滋賀県の土木事務所では珍しく、サイズが2400×1800よりも一回り大きい案内標識をいくつか設置しています。これは標識板表面が色褪せで少し古く見えます。これと同時期に設置されたと思われるものが友定のR421にも存在します。
25
甲賀市(旧:信楽町)・滋賀県道138号信楽上野線
【北行上り線】水口・信楽駅方面:江田交点北側
掲載:2012年7月15日

鏡像の「学校・幼稚園・保育所等あり(208)」の標識は、現行の第三世代より一つ前の世代の物で、かなり古いものとなります。これってそれ程古いのでしょうか・・・。いずれにしても鏡像は珍しいものです。
警戒標識にはふつう、「始まり」の補助標識を取り付けませんし、この手前の国道422号でも児童が通学で当たり前に通るように思えますが、ここからが特に注意しなければならない区間として取り付けているのでしょうか。
ちなみにこの鏡像の標識はここから山に入った多羅尾地区にも一箇所見られます。
26
甲賀市(旧:信楽町)・滋賀県道138号信楽上野線
【南行下り線】伊賀・多羅尾・江田方面
掲載:2012年7月15日

11から信楽駅寄りに設置された「幅員減少(212)」です。この手前の信楽小学校前交点からこの標識の場所までセンターラインを敷くことが出来るくらいの幅員があったのですが、ここから江田交点まで道幅が狭い区間になります。
27
甲賀市(旧:信楽町)・滋賀県道138号信楽上野線
【南行下り線】伊賀・多羅尾・江田方面:江田北横断路北側
掲載:2012年9月9日

この先の江田北横断路にある押しボタン式信号機を知らせる目的のものです。標識の後で少しカーブしている為、信号が見え難くなっています。
反対側は大きくカーブした後なので、予告信号機が設けられています。
28
甲賀市(旧:信楽町)・滋賀県道138号信楽上野線
【北行上り線】信楽長野方面:
掲載:2012年9月9日

この標識で注意喚起しているのはこの先の国道422号線との交差点です。この交差点には信号がありません。
この標識は11や12と同じく、リブを用いず、標識板裏面に溶接された取付部に直接取り付けられています。
古くて視覚性が劣りますが、ドライバーから見易い場所に設置されています。
29
栗東市・滋賀県道2号大津能登川長浜線(中山道)
【北行下り線】彦根・近江八幡・守山方面:草津市・栗東市境
掲載:2012年9月9日

滋賀県では昭和61年の案内標識のローマ字再付加以降、市町村章付きの「市町村」の設置をしてきましたが、湖南土木事務所管内のr2の標識は揃いにも揃って市町章がありません(後で開通した野洲川大橋の分は別)。
栗東市は2001年に町から市に昇格しており、その際の修正跡が残ります。
30
大津市・滋賀県道29号大石東瀬田線
【南行下り線】伊賀・信楽・大石方面
掲載:2012年9月9日

この県道は大津市の瀬田地区と大石地区をほぼ瀬田川に沿うような形で指定されている主要地方道です。写真は平成20年頃に設置された「幅員減少」の警戒標識で、前方に川沿いの集落があり、その集落部の道幅が狭いことを警告するものです。この集落の後に再びセンターラインが現れますが、その後は関津峠の麓に集落があり、その区間が狭くなっています。
31
栗東市・滋賀県道31号栗東志那中線
【東行下り線】栗東市街・国道1号方面
掲載:2012年11月10日

国道1号との交差点からJR草津線を跨ぐ下鈎高架橋を越えた先に設置されています。「(106)方面及び距離」で距離が小数第一位まで表示されているのは珍しいです。両方ともに四捨五入では5kmになるのでこのようにされたのでしょう。反対側は上鈎交点の案内標識で、県が設置する標識では珍しく十字路で左右方向に二地点表示しています。特に右方向に「京都」とありますが、国道1号上でこの表示は草津市に入るまで全く見られない表示です。
32
近江八幡市・近江八幡市道(旧:滋賀県道26号大津守山近江八幡線)
【東行】近江八幡駅方面:中村町交点西側
掲載:2012年11月10日

元々この標識が設置されていた道路は滋賀県道だったのですが、近江八幡市に道路が移管された後は近江八幡市が管理することになりました。そして平成23年頃に道路の改良工事が行われた際に撤去されてしまい、後継の標識が設置されることすらありませんでした。
左右方向にそれぞれ「彦根」「大津」と表示した案内標識は、東西に横断する道路が南北に貫くr2大津能登川長浜線やR8と交差する場所でよく見られました。かつての滋賀県設置の案内標識では主要な道路が交差する場合、遠方の地点を表示する傾向が強かったのですが、最近では隣の町までの表示に抑えるようになりました。
33
近江八幡市・滋賀県道26号大津守山近江八幡線
【東行下り線】東近江・国道8号・近江八幡市街方面
掲載:2012年11月10日

警戒標識を二つ重ねてることによって、連続して交差点があることを示しています。このように連続で交差点がある場合は特注で異種系のものを作ることも多いのですが、値段はデフォルトのものと比べれば高いのでしょう。
34
大津市・滋賀県道108号南郷桐生草津線
【西行上り線】宇治・南郷・瀬田方面
掲載:2012年11月10日

急カーブに注意?大津市の桐生地区に設置された「その他の危険」です。元々両方向のドライバーに見えるように道路の内側に向けられていたのですが、最近になって草津方面からの車両しか見えないように向きが調節されました。
35
甲賀市(旧:甲南町)・滋賀県道132号甲南阿山線
【南行下り線】伊賀・阿山・新名神(甲南IC)方面:杉山口交点北側
掲載:2013年2月28日

この標識は通常は各高速道路会社(この辺りではNEXCO西日本)が設置することになっていますが、甲南ICは滋賀県が要望を出して設置した地域活性化ICなので、甲南ICに関する一般道路の案内標識は滋賀県が整備を進めてきました。なので、ラベルには「滋賀県」のシールが貼られています。
36
東近江市(旧:八日市市)・滋賀県道209号八日市五個荘線
【東行下り線】名神(八日市IC)・官庁街・八日市駅方面:木流道踏切東側
掲載:2013年2月28日

滋賀県内では、「方面、方向及び距離」で高速道路への誘導をさせたい場合は、その高速道路への誘導の表示の部分だけを緑地白字にするといったのを見掛けます。この写真の標識に関しては、ヘキサマークを一般道路仕様にしておいて、それ以外は高速道路仕様として表記しています。
三、四枚目の写真の「踏切あり」の標識は、その奥に近江鉄道の踏切がある為の注意です。
37
大津市・滋賀県道47号伊香立浜大津線
【北行上り線】途中・国道477号方面
掲載:2013年2月28日

「カーブ危険」の文字だけの警戒標識は大津土木事務所管内の二路線で見かけられます。そのうちの一つがこのr47です。この標識はこの地点に上下線で一つずつ取り付けられています。警戒標識に本来ある外側の黒縁がこの標識には無いのは、あくまでも「特注品」ということだからでしょうか。ですが、r30(山中越)に大量に設置されている方は、本格仕様で外側に黒縁まで付いています。
38
栗東市・滋賀県道55号上砥山上鈎線
【北行下り線】国道1号・名神(栗東IC)方面:
掲載:2013年2月28日

名神を潜るカルバートボックスの手前に設置された「高さ制限」です。ここだけ珍しく大型板が用いられています。4.3mの車高の高さの車両は車両制限令による最高限度を超えた数値なので滅多に無いかと・・・。
39
↑2012年3月上旬◆2012年3月下旬↓
野洲市・滋賀県道32号野洲中主線
【東行上り線】近江八幡・野洲市街・国道8号方面:上屋高架橋西側
掲載:2013年2月28日

上屋高架橋の開通に伴って設置された標識です。上の写真はまだ基礎のみが整備されていた状態で、下の写真は上屋高架橋が開通し、柱や標識柱も取り付けられた状態です。
開通後も野洲市街方面への側道を誘導する矢印が隠されたままです。
40
草津市・滋賀県道141号山田草津線
【南側歩道】北山田町中央交点東側
掲載:2013年2月28日

さざなみ街道をはじめ、南部土木事務所管内で最近作られた道路であればミニハングを用いて「自転車・歩行者専用道路」の両面設置の標識を設置した例が多く目にします。土木事務所によっては他にもさまざまな設置方法がありますが、そもそも滋賀県公安委員会が設置する歩道に対しての「自転車・歩行者専用道路」の標識は路側式もしくは他の電柱や標識などに共架している小型のタイプ以外は現在では存在しません。
41
東近江市(旧:永源寺町)・国道421号線(八風街道)
【東行上り線】桑名・いなべ・永源寺方面
掲載:2013年4月8日

昭和61年以前はテーパーポールで案内標識を取り付ける例が多かったのですが、稀にF字型柱に取り付けることもありました。国道昇格後もおにぎりマークは無し。桑名方面へ向かう直進の案内が「永源寺 政所」と県境の手前までの案内となっていて、石榑峠に車を通したくなかったような案内。
42
大津市・滋賀県道47号伊香立浜大津線
【北行上り線】坂本・大津市役所・三井寺方面
掲載:2013年4月8日 訂正:2014年3月16日

 浜大津駅から北に少し進むとY字に分岐する交差点があり、その交差点の股にあたる部分に設置されている青看板です。
 写真2枚目では「坂本」と「大津市役所」の案内で、「坂本」の文字が小さくなっています。これは一般地未満の地名を小さくするようにする試みのようで、かつて滋賀県が設けた案内標識のガイドラインでは規定があり、一部地域で文字の縮小が実施されていました。現在ではそのガイドライン自体が廃止されており、文字を小さくすることもなくなりました。
 写真3枚目では「敦賀」と「京都」の表示となっています。ここで、この3枚目の板を見る車両は北から来ることになります。また、「敦賀」はまさに北方向を指すので、結局戻る方向を案内することになります。なので、南側に行けるような旨の案内も欲しいところです(ローマ字が無い時代は「敦賀」に加え、南側の「石山」の案内もあった)。
43
東近江市(旧:八日市市)・東近江市道
【南行】
掲載:2013年4月8日

かつて県道員弁近江八幡線(国道421号の前身)が通っていた旧道に設置されている「主要地点」の標識です。他の土木事務所(特に現在の大津・甲賀・高島の各土木事務所)が設置するものよりも横に長いものとなっています。
44
草津市・滋賀県道143号下笠大路井線
【西行上り線】下笠交点東側
掲載:2013年6月23日

昭和52年設置の旧青看板で、交通量が少なく交換する必要性が無くそのまま残っています。
かつての滋賀県設置の青看板は「大津」「彦根」をことさら大切に扱っていた為、この大津市と彦根市の区間内では南北縦貫の路線では頻繁に見かけました。
45
草津市・滋賀県道145号片岡栗東線
【西行上り線】
掲載:2013年6月23日

ここから真っ直ぐ行けば小学校や幼稚園があるので、その注意喚起を目的に設置されています。この標識が設置されたと同時に道路北側にグリーンベルトが敷かれています。
46
東近江市(旧:永源寺町)・国道421号線(八風街道)
【東行上り線】四日市・桑名・いなべ方面:石榑トンネル西側
掲載:2013年6月23日

石榑トンネルの開通後、交通量の増大によって注意喚起が求められるようになり、注意喚起表示板が設置されました。
トンネル内は常に下り坂です。トンネルが4kmにも及ぶ為、標高差がかなりあります。撮影が3月上旬で写真には残雪が写りますが、トンネルを抜けると穏やかな気候です。
47
東近江市(旧:永源寺町)・国道421号線(八風街道)
【南行下り線】近江八幡・八日市・国道307号方面
掲載:2013年6月23日

12と同じ時期に設置された表示板で、この表示板はR421に13枚も設置されました。石榑トンネルに到着すれば、12の写真のように冬は雪が積もっている状態となりノーマルタイヤのままで行くのは危険です。
48
東近江市・国道477号線(必佐バイパス)
【北行下り線】近江八幡・竜王・国道8号方面
掲載:2013年6月23日

撮影時期はこの必佐バイパスの開通前ですが、歩行者の進入は特に制限されていませんでした。
このバイパスに設置された青看板は滋賀県では珍しい大きなサイズのものです。設計速度を高めて整備を行った為大きなサイズになりました。
49
甲賀市(旧:信楽町)・国道422号線
【北行下り線】枚方・大津・信楽駅方面
掲載:2013年6月23日

認定当初からあるような古い「国道番号」です。柱の錆から認定以前から何か取り付けられていたのでしょうか(大津土木事務所管内では路線名を記した表示板を取り付けていた例があるから、以前は「大津上野線」と書かれた表示板があった可能性があり)。
50
野洲市(旧:野洲町)・滋賀県道155号木部野洲線
【西行上り線】さざなみ街道・西河原・木部方面:久野部交点西側
掲載:2013年7月31日

平リブの標識「学校、幼稚園、保育所等あり」です。近くに小学校があるので、この標識が設置され、「スクールゾーン」の法定外標示も敷かれています。
写真の前後数百メートルの区間では歩道が無いので、通学路として利用するには不適な道です(この道路とは別に通学路として的確な市道はあります)。
道路標識調査ノート県別道路標識写真集>滋賀県設置(湖南地区)Part2
<Part1 Part3>
※当サイトの画像・文章等を著作権法を越えた利用を禁止