■三重河川国道事務所設置道路標識Part1
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三重県北部の指定区間に選ばれた国道(主にR1、R23、R258)を管理するのは三重河川国道事務所です。その事務所が設置した道路標識を取り上げます。
一定量の画像が溜まった場合はPart2と順次作成する予定です。

※サムネイル画像をクリックすると大きな画像が現れます。
亀山市(旧:関町)・国道1号線
【東行上り線】名古屋・四日市・亀山市街方面
掲載:2012年11月10日

鈴鹿峠を越えて滋賀県から三重県に入って初めて見る「方面及び距離」の標識。最下段の「亀山市街」は「亀山」からの訂正で、関町の亀山市への編入合併によるものです。
最上段に「名古屋」と出ていますが、国道1号線を大阪方面から現道で来た場合初めて106系標識で「名古屋」の文字を見ることになります。滋賀県内は重要地「四日市」と、手前の主要地(例えば「亀山」)での二段の「方面及び距離」の標識しか設置されていません(一応、京滋バイパス上で二回「名古屋」の文字を見ることはありますが)。
亀山市(旧:関町)・国道1号線
【東行上り線】名古屋・四日市・亀山市街方面:新所町交点西側
掲載:2012年11月10日

所謂「非名阪」が分岐する交差点。行先は「伊賀」となっていますが、名阪国道の経由を想定した表示でしょうか。以前は「加太」表示でした。
直進方向の「四日市」の文字の周囲に妙な空白がありますが、これはかつて「四日市 亀山」と表示していた跡です。自動車専用道路を示す緑地白文字の部分は通常角ゴシック体を用いるのですが、「名阪」の文字は丸ゴシックで書かれています。
亀山市(旧:関町)・国道1号線
【西行下り線】京都・大津・草津・甲賀方面
掲載:2012年11月10日

関町の国道25号線の分岐を越えた先に見えます。「大津」と「甲賀」は手前からずっと案内されている地名ですが、「草津」はここで初出。この標識を含め、鈴鹿峠を越えるまでの3枚に「草津」表示があります。
国道8号線と合流するのは草津市の手前の栗東市で、新名神が開通するまで次の高速道路接続が栗東ICだったので「栗東」と出てもおかしくありません(実際にこれより手前に単発で「栗東60km」なんて案内がある)。ですが、草津線の分岐となる草津駅の存在、それに東海道と中山道が大きかったのでしょうか、ここでは「草津」表示となっています。
伊勢市・国道23号線
【西行下り線】南勢方面:内宮前・国道23号終点
掲載:2012年11月10日

文字通り、国道23号の終点です。中途半端な位置が終点では無く、内宮前といった丁度良い場所が終点となっていて、この標識の存在感が一層大きくなります。
国道23号は愛知県豊橋市を起点にする177kmの路線です。それにも関わらずキロポストには「70.9km」とありますが、これは四日市市大里町(国道25号交点)からの距離で、かつて国道23号が四日市〜伊勢の路線であった名残です。


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