■【21岐阜県】岐阜県公安委員会設置Part1新

道路標識調査ノート設置者別道路標識写真集>【21岐阜県】岐阜県公安委員会設置Part1
 
 

・対象:岐阜県公安委員会が設置、岐阜県警が管理・取締を行う道路標識

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01-01
各務原市・市道
【東進】美濃加茂方面
撮影:2015年2月
掲載:2017年1月
 岐阜県公安委員会・岐阜県警が設置する標識は、板の裏面にラベルを張り付ける代わりに柱に設置年度と標識番号を示したシールを張り付けます(正式名称は「標識柱貼付ステッカー」)。路側式標識の場合、旭日章の中心に設置年度を記載し、その下に標識番号を貼ったものを用いています。
 この道路は国道21号の旧道で、現在も各務原市の街路として機能を果たした道路です。この区間には最高速度規制のほか、駐車禁止も実施されています。お馴染みの規制ですね。
01-02
岐阜市・市道
【東進】
撮影:2015年8月
掲載:2017年1月
 市立図書館が入った「ぎふメディアコスモス」が設置され、それに伴い周辺道路の整備が行われました。この「駐車禁止」の標識は道路整備に合わせて設置されたものです。
 この道路には車道・歩道の追加して自転車道が設置されています。
01-03
岐阜市・岐阜県道152号岐阜各務原線
【南側】
撮影:2015年8月
掲載:2017年1月
 近くに学校(中高一貫校)があります。その学校の利便を図って、信号機付きの横断歩道が設置されています。
 単路部の信号機で一般的な押しボタン式を採用。歩灯から柱側に金具を張り出して「押ボタン式」の標示板を取り付けています。

 余談ですが、岐阜県に設置されるLED電球を用いた歩行者用信号機は、シルエット部分にLED素子がぎっしりと埋め込まれています。
01-04
養老町・岐阜県道56号南濃関ヶ原線
【南進】海津・養老方面
撮影:2015年5月
掲載:2017年1月
 岐阜県では平成6年までオーバーハング柱にF字型が用いられていました。写真は大垣市の南西部から養老町や養老公園に至る路線で、そこそこ交通量があります。
01-05
白川村・国道156号
【北進】高岡・砺波・五箇山方面
撮影:2013年8月
掲載:2017年1月
 平成6年以降に設置されたオーバーハング柱は逆L字型が用いられています。
 写真は白川郷近くの快走路の最高速度規制。岐阜県では快走路で最高速度(50km/h)の規制を解除することを行っていますが、ここの場合は歩道が無いため解除されずにおかれているのでしょう。
01-06
岐阜市・市道
【西進】
撮影:2015年8月
掲載:2017年1月
 幹線道路でも街区道路でもお馴染みの駐車禁止、そして右折禁止の標識。
 ここは近くに小学校があります。横断する道路が主な通学路となっていて、右方道路は歩道もない狭幅員の道路です。なので、平日の朝に自転車・歩行者専用道路規制が実施されています。
 なお、岐阜県公安委員会設置の標識は、他の道府県の標識と比べ鮮やかなものが多く設置されています。これは他県と比べ早期から超高輝度反射材を採用しているためです。東京都でも採用していますが、都公安委員会は急速に交換を進めています。しかし岐阜県では徐々に交換する形式をとっているため、旧反射材のものも残っています。
01-07
多治見市・市道
【東進】
撮影:2015年2月
掲載:2017年1月
 「一時停止」の標識は横幅が大きい標識です。そのため、車両の接触が起こりやすいのです。
 そこで導入されたのがステンレス製スプリングが付属した取付金具です(岐阜県警では「取付金具W型」と呼んでいる)。
 信号と同じぐらい大切な扱いがされることがある一時停止標識。多少高価になるわけですが、岐阜県警はこの標識が重要なものと認識しているのでしょう。
01-08
飛騨市・国道41号
【西側】
撮影:2014年6月
掲載:2017年1月
 歩道橋とは交通量の多い道路を安全に渡れるように設置された交通安全施設です。ここでは合計3車線の広幅員国道を跨ぐ歩道橋が設置されています(1枚目の写真より右側)。
 歩道橋がある場合は当然そっちを渡るように促したいわけです。なので、岐阜県公安委員会では歩道橋がある場所では歩行者に対する横断禁止規制を施行しています。
01-09
高山市・国道361号
【北行】高山市街・国道158号方面
撮影:2016年6月
掲載:2017年1月
 岐阜県警では「自発光式道路標識」として「(330)一時停止」自発光タイプを新設しています。
 これは昼間に太陽光発電によって充電し、夜間に周囲のLEDが赤く点滅するタイプで、岐阜県警ではこのタイプの新設のみが行われています。
 なお、これらの自発光式道路標識も仕様が規定されており、岐阜県警の「道路標識設置仕様書」において確認できます。この仕様書はネット上にPDFファイルとしてアップロードされており、だれでも閲覧可能です。
01-10

高山市・市道(旧:国道41号)
【北進】富山・高山方面
撮影:2016年6月
掲載:2017年1月
 昭和47年設置の古いオーバーハング柱。F字柱を用いている上に、更に柱にテーパー部(写真下4枚目)が設けられているので一層古いと言えます。
 上に取り付けられている標識の設置年は不明ですが、見るからに年季を経たものだと判断できます。
01-11
岐阜市・市道
【北進】
撮影:2019年10月
掲載:2019年11月17日
 何やら沢山の標識が付いています。1つの柱に表裏合わせて6枚もの本標識を取り付けるのは珍しいです。「駐車禁止」くらいは別の位置に設置しても良かったかもしれません。
 一時停止の標識だけ出っ張るように見えるのは、この標識には衝突時の被害緩和の為にスプリングが取り付けられているからです。
01-12
中津川市・市道
【南進】
撮影:2019年10月
掲載:2019年11月17日
 写真の標識は原付の2段階右折が本来は強制されない交差点で2段階右折を行わせる際に設置される標識です。
 岐阜県内では(右折車線を含めて)片側3車線あり原付の二段階右折が自動的に強制される交差点でも標識が設置されます。二段階右折しなければならないことを強調するために設置されているものと考えられますが、同様に標識を設置している事例は佐賀県でも頻繁に見られます。また、兵庫県では法定の標識で強調することはせず、正方形をした法定外標識によって二段階右折しなけらばならないことを示しています。
01-13
養老町・岐阜県道56号南濃関ヶ原線
【南進上り線】桑名・海津方面
撮影:2015年8月
掲載:2019年11月17日
 岐阜県公安委員会は長円型柱を設置する公安委員会の1つです。写真は「最高速度」の標識に「高速車」、「自転車歩行者専用」の標識には「自転車歩道通行可」の補助標識が付いているように古い標識です。
01-14
多治見市・国道19号
【北進下り線】松本・中津川・土岐方面
撮影:2014年2月
掲載:2020年1月5日
 静岡県や岐阜県では公安委員会向けのオーバーハング柱でF型のものが用いられていた時期がありました。現在はいずれの県でも逆L型ですが、愛知県では現在でもF型の柱を用いています。
 写真は退色した「駐車禁止」で、設置年は柱と同じ1988年と思われます。交換するなら信号柱に共架するのが妥当でしょう。
01-15
関ケ原町・国道365号
【東進下り線】四日市・関ヶ原IC方面
撮影:2015年4月
掲載:2020年1月5日
 この「転回禁止」は右折矢印信号で転回が可能になったことを受けて新設されたものです。伊吹山ドライブウェイ(写真1枚目左方向)&国道21号関ヶ原バイパス(同右方向)の入口にあたる交差点で、交通量は多いです。右方向(R21バイパス)から後方向(R365長浜方面)にかけては左折矢印信号が後方向から右方向への右折矢印信号の点灯時に点灯するため「転回禁止」の規制が実施されています。
 なお、写真の標識を含めて同一方向に4枚の「転回禁止」が設置されており、岐阜県警が徹底して転回を禁じている様子が伺えます(そりゃ危ないからね・・・)。
01-16
大垣市・市道
【西進】
撮影:2019年6月
掲載:2021年1月4日
 「指定方向外進行禁止」で交差点が連続するなどして紛らわしい場合には「この交差点」の補助標識が取り付けられることがあります。写真の場合は国道258号の立体交差を挟んで道路があるため、手前の交差点のみが規制の対象であることを強調しています。
10-17
岐阜市・国道157号
【西進】岐阜駅方面
撮影:2015年8月
掲載:2021年1月4日
 本来は可変標識で運用されていた交差点で、老朽化を機に反射式の規制標識に交換されました。標識柱の横に取り付けられた銘板にはテプラで修正されています。

 
 
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